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忘失について

H氏賞

忘失について

水下暢也

『忘失について』は、記憶の底を照らすような二十九篇を収めた水下暢也の第一詩集です。硬質で儚い詩語、夢がさらに夢を見るような視覚性が、日常の輪郭を静かに変形させます。

記憶忘却純粋詩夢の視覚

作品情報

忘れられたものの底で、言葉は明滅する光になる。

思潮社刊。A5判変型並製、一〇六頁。第56回現代詩手帖賞受賞詩人の第一詩集として刊行され、二〇一九年四月には第2刷が出ている。

レビュー要約

  • 詩語の硬質な美しさと余韻を残す音楽性が評価されている。抽象度の高い像が続くため、明確な物語を求める読者には距離を感じさせる面もある。

書籍情報

出版社
思潮社
発売日
2018-10-25
ページ数
100ページ
言語
日本語
サイズ
13 x 1 x 20.5 cm
ISBN-13
9784783736400
ISBN-10
4783736405
価格
2420 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/詩歌/詩集

開け放たれた戸の先で 夕映えに染まった浮き雲と 正午を迎える青空とを 半々に見ている (「怪の鳴る」) 「硬質な詩語たちの佇まいはあまりにも儚い。瞬きの美しさ。しかし奥深く響いては余韻を残し去る音楽のようだ」(広瀬大志)、「ささやかな日常を印画紙としているのではない。(…)夢が夢を見ているかのようなヴィジョンがここにはあるのだ」(岸田将幸)。記憶の底を照らし出す、29篇の明滅。カバー写真=著者

開け放たれた戸の先で 夕映えに染まった浮き雲と 正午を迎える青空とを 半々に見ている (「怪の鳴る」) 「硬質な詩語たちの佇まいはあまりにも儚い。瞬きの美しさ。しかし奥深く響いては余韻を残し去る音楽のようだ」(広瀬大志)、「ささやかな日常を印画紙としているのではない。(…)夢が夢を見ているかのようなヴィジョンがここにはあるのだ」(岸田将幸)。記憶の底を照らし出す、29篇の明滅。カバー写真=著者

レビュー

  • 新詩集が待ち遠しい唯一の詩人

    詩人界隈だけでなく他の分野で活躍中の人にも好まれているのがよくわかる。

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