日本の文学賞

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俳句四季大賞 はいくしきたいしょう

第1回(2001年)

俳句

受賞者

2名
吉野義子 よしの よしこ 受賞
流氷

『流氷』は、吉野義子の句集で、寒冷な自然の景を通して、生の緊張や老いの澄んだ感覚を描く。流氷という題名が示す硬質な白さと移動の感覚が、句集全体の芯になっている。

流氷の白さに、老いと生の緊張が静かに映る。

流氷老い自然生の緊張
岩淵喜代子 いわぶち きよこ 受賞

『蛍袋に灯をともす』は、岩淵喜代子の句集で、日常に潜む不確かさや時間の揺らぎを、しなやかで知的な俳句へ結晶させる。表題の一句に象徴されるように、淡い光と影の間にある心の動きをすくい取る。

蛍袋の淡い灯に、日常の不確かさと時間の深みがともる。

185ページ
蛍袋時間日常の不確かさ光と影抒情