日本の文学賞

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氷室冴子青春文学賞 ひむろさえこせいしゅんぶんがくしょう

第1回(2018年)

青春文学小説

受賞者

3名
櫻井とりお さくらい とりお 大賞

いじめをきっかけに学校へ行けなくなった小学六年生のほのかが、古い図書館で不思議な司書や少年、本と出会い、少しずつ世界を動かしていく物語。受賞作「へびおとこ」を大幅改稿し『虹いろ図書館のへびおとこ』として書籍化された。

居場所を探してたどりついた図書館で、少女の世界はもう一度色を取り戻す。

224ページ
図書館不登校いじめ本との出会い再生
沢村基 さわむら もとい 準大賞
神絵師

SNSで人気を集める「神絵師」の秘密をめぐる青春小説。作品が盗用であるという疑いを起点に、承認欲求、創作、母に認められたいという痛みを描く。

まぶしい才能の影で、だれかに見つけてほしい心がきしむ。

青春SNS創作盗用母娘関係
笠井カヤナ かさい かやな
あの、この手はわたしの手

高校生のキミドリが、恋、友情、家族、性の目覚めに悩みながら、自分の身体と心の違和感に向き合っていく青春小説。手だけが入れ替わるという設定が、他者との境界を浮かび上がらせる。

この手はだれのものなのかという問いが、少女の心と身体を揺らす。

青春家族友情身体性の目覚め