日本の文学賞

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石田波郷新人賞 いしだはきょうしんじんしょう

第10回(2018年)

俳句の公募新人賞俳句の賞人名を冠した文学賞

受賞者

3名
岩田奎 いわた けい 新人賞
まだ雪に

岩田奎「まだ雪に」は、第十回石田波郷新人賞の新人賞受賞作。若い俳人による未発表句群として選ばれ、後年の第一句集『膚』にも通じる、身体感覚と季節の気配を鋭く結びつける作風がうかがえる。

雪の気配に触れるように、若い俳句の感覚が立ち上がる受賞作。

俳句身体感覚若手俳人
渡辺光 わたなべ ひかる 準賞
裏うつり

渡辺光「裏うつり」は、第十回石田波郷新人賞の準賞受賞作。表題が示すかすかな写り込みや残像の感覚を手がかりに、若手俳人の表現として評価された句群である。

紙の裏ににじむ像のように、気配と余白を読む俳句作品。

俳句余白残像新人賞
日下部大河 くさかべ たいが 大山雅由記念奨励賞
月面

日下部太河「月面」は、第十回石田波郷新人賞の大山雅由記念奨励賞受賞作。月面という遠く乾いたイメージを掲げ、若い俳句表現の広がりを示す作品として記録されている。

月面の距離感をまとい、俳句の小さな形式に広い空間を呼び込む。

俳句距離感若手表現