日本の文学賞

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日本冒険小説協会大賞 にほんぼうけんしょうせつきょうかいだいしょう

第2回(1983年)

冒険小説

受賞者

2名
北方謙三 きたかた けんぞう 国内部門

閉ざされた状況を題名に刻み、そこから抜け出そうとする人間の衝動を描く冒険小説。硬質な文体で、追い詰められた人物たちの緊張を押し出す。

檻は、北方謙三の表現世界を知るうえで重要な冒険小説である。

冒険小説閉塞男たちの葛藤
小説家
ジョン・ル・カレ じょん・る・かれ 海外部門

若い女優チャーリーが諜報作戦に巻き込まれ、虚構の演技と現実の政治暴力のあいだで揺れるスパイ小説。中東情勢を背景に、忠誠、操作、倫理の境界を緊迫した筆致で描く。

『リトル・ドラマー・ガール』は、スパイ小説として人の記憶と時代の手触りを静かに浮かび上がらせる。

429ページ
記憶家族時代自己
小説家