日本の文学賞

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日本冒険小説協会大賞 にほんぼうけんしょうせつきょうかいだいしょう

第23回(2004年)

冒険小説

受賞者

2名
矢作俊彦 やはぎ としひこ 受賞

神奈川県警の二村永爾が、殺人事件の重要参考人の失踪をめぐって捜査から外され、届いた手紙を手がかりに事件の底へ向かうハードボイルド長編。チャンドラーへの応答をにじませながら、横浜の空気と刑事の孤独を濃く描く。

失踪、墜落、届いた手紙が、刑事二村永爾を長い別れの奥へ連れていく。

608ページ
ハードボイルド警察小説横浜喪失と追跡
小説家
ジェームズ・クラムリー じぇーむず くらむりー 受賞

私立探偵ミロ・ミロドラゴヴィッチが、魅力的で危うい女性の依頼を受け、暴力と過去の因縁が絡む事件へ踏み込む犯罪小説。乾いたユーモアと荒々しい感傷が同居し、老境へ向かう探偵の傷を濃密に描く。

危険な依頼が、酒と記憶にまみれた探偵を最後の荒野へ誘う。

436ページ
私立探偵ノワール暴力と記憶老い
小説家