日本の文学賞

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日本芸術院賞 にほん げいじゅついん しょう

第79回(2023年)

芸術

受賞者

7名
大樋年雄 おおひ としお 恩賜賞
モニュメント・クリフ

「モニュメント・クリフ」は、アメリカ・コロラド州メサヴェルデの峡谷から着想を得た大樋年雄の陶芸作品である。土が見せる歪みや侵食の姿を取り込み、雄大な自然の時間を思わせる造形へと結実させている。

峡谷の景観と土の変化を重ね、自然の時間を造形として立ち上げた陶芸作品。

陶芸自然峡谷土侵食

「モニュメント・クリフ」に対し

小灘一紀 こなだ いちき 受賞
伊邪那岐命の悲しみ

小灘一紀が『古事記』の神話に取材して描いた洋画。火の神を生んだ伊邪那美命を失った伊邪那岐命の悲しみを起点に、生と死に向き合う古代の精神世界を表現する。

伊邪那岐命の喪失の悲しみから、神話に息づく生と死の感覚をたどる洋画作品。

古事記伊邪那岐命生と死喪失神話

「伊邪那岐命の悲しみ」に対し

桒山賀行 くわやま よしゆき 受賞
過ぎし日

《過ぎし日》は、彫刻家・桒山賀行が幼い頃の故郷で見た田園風景を手がかりに制作した木彫作品。記憶の中の情景を、力強い造形と躍動感のあるフォルムによって立ち上げる心象彫刻である。

幼い頃の故郷の風景を、木彫の大胆なフォルムに託した心象彫刻。

故郷の記憶心象風景木彫躍動感

「過ぎし日」に対し

永守蒼穹 ながもり そうきゅう 受賞
松尾芭蕉の句

「松尾芭蕉の句」は、書家・永守蒼穹が第9回日展に出品した漢字仮名交じり書の作品である。大胆な構図と力強いかすれを生かし、墨の黒白に深い奥行きを与えている。

大胆な構図と強靭なかすれが、墨の黒白に奥行きを生む書作品。

松尾芭蕉漢字仮名交じり書調和体墨の表現書道

「松尾芭蕉の句」に対し

北川透 きたがわ とおる 恩賜賞

9年間に及ぶ「現代詩論集成」1巻より5巻までの果敢なる独走に対し

小川洋子 おがわ ようこ 受賞

精力的にユニークな小説世界を生み出し、それを発展させてきた文学的業績に対し

藤井貞和 ふじい さだかず 受賞

「よく聞きなさい、すぐにここを出るのです。」をはじめとする長年にわたる優れた文学的業績に対し