海燕新人文学賞
1回登壇
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第7回(1988年) 受賞受賞作: 揚羽蝶が壊れるとき
『揚羽蝶が壊れるとき』は小川洋子による作品で、海燕新人文学賞の1988年回で選ばれた。受賞作として、作者の関心や表現の特徴を伝える一作である。
海燕新人文学賞で選ばれた小川洋子の『揚羽蝶が壊れるとき』。
受賞作現代文学作者の表現
おがわ ようこ
Ogawa Yoko
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 早稲田大学第一文学部 | 第一文学部 文芸専修 | 文芸専修 | Bachelor | 1980-1984 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1988 | 海燕新人文学賞 | 揚羽蝶が壊れる時 | — | 海燕 | 受賞 |
| 1991 | 芥川龍之介賞 | 妊娠カレンダー | — | 文藝春秋 | 受賞 |
| 2004 | 読売文学賞 | 博士の愛した数式 | — | 読売新聞社 | 受賞 |
| 2004 | 本屋大賞 | 博士の愛した数式 | — | 本屋大賞実行委員会 | 受賞 |
| 2004 | 日本数学会出版賞 | 博士の愛した数式 | — | 日本数学会 | 受賞 |
| 2004 | 泉鏡花文学賞 | ブラフマンの埋葬 | — | 泉鏡花文学賞運営委員会 | 受賞 |
| 2006 | 谷崎潤一郎賞 | ミーナの行進 | — | 谷崎潤一郎賞運営委員会 | 受賞 |
| 2012 | 芸術選奨文部科学大臣賞 | ことり | — | 文化庁 | 受賞 |
| 2013 | 早稲田大学坪内逍遙大賞 | — | — | 早稲田大学 | 受賞 |
| 2020 | 野間文芸賞 | 小箱 | — | 野間記念財団 | 受賞 |
| 2021 | 菊池寛賞 | — | — | 文藝春秋 | 受賞 |
| 2021 | 紫綬褒章 | — | — | 日本政府 | 受賞 |
| 2023 | 日本芸術院賞 | — | — | 日本芸術院 | 受賞 |
| 2023 | 国際交流基金賞 | — | — | 国際交流基金 | 受賞 |
『揚羽蝶が壊れるとき』は小川洋子による作品で、海燕新人文学賞の1988年回で選ばれた。受賞作として、作者の関心や表現の特徴を伝える一作である。
海燕新人文学賞で選ばれた小川洋子の『揚羽蝶が壊れるとき』。
姉の妊娠を見つめる妹の語りを通して、身体、家族、母性への違和感を冷ややかな感覚で描く小説です。日記のような時間の進行のなかで、祝福されるはずの出来事が不穏な気配を帯びていきます。
姉の妊娠を記録する日々は、静かな違和感と秘められた衝動を映し出します。
『博士の愛した数式』は、記憶が短い時間しか続かない老数学者と家政婦、その息子ルートの交流を描く小説。数式の美しさが、人と人の間に言葉とは別の信頼を生む。
数の秩序が、壊れやすい記憶と人の優しさを静かにつなぐ。
ある施設で働く「僕」と、そこに現れた謎めいた生きものブラフマンの短い時間を描く小説。名づけがたい存在との交流を通じて、喪失と慈しみが静かに浮かぶ。
姿を定められない生きものが、僕の孤独にそっと触れる。
記憶が短時間しか保てない数学者と、家政婦、その息子が静かな絆を結んでいく物語。数式の美しさと人を思う気持ちが響き合い、喪失を抱えながらも温かな時間が描かれる。
失われていく記憶のなかで、数式だけが人と人をやさしく結ぶ。
『ミーナの行進』は、小川洋子による作品で、2006年の谷崎潤一郎賞で受賞に選ばれた。
谷崎潤一郎賞で評価された小川洋子の作品。
死んだ子どもたちの魂が小箱のなかで育つ幻想的な世界を舞台に、残された家族や弔い手たちの営みを描く長編小説。喪失を静かな祈りへと変えていく物語。
死者を抱えた小さな箱のなかで、祈りが育つ。
国際的に高い評価を受ける日本の現代作家。映画化や翻訳が多数行われている。