日本の文学賞

← ホームに戻る

小川 洋子

おがわ ようこ

Ogawa Yoko

プロフィール

性別
女性
生誕
1962-03-30 (岡山県岡山市中区森下町)
国籍
日本
言語
日本語
宗教
金光教
居住地歴
岡山県岡山市中区森下町 → 兵庫県西宮市

経歴

職業
小説家
活動期間
1988年〜
所属
日本芸術院
所属団体
日本芸術院
影響を受けた人物
アンネ・フランク, 須賀敦子, 武田百合子, 金井美恵子, 内田百閒, 川端康成, 村上春樹, リチャード・ブローティガン, ポール・オースター
ノミネート
インデペンデント外国小説賞, ブッカー国際賞

学歴

早稲田大学第一文学部
第一文学部 文芸専修 / 文芸専修
学位: Bachelor
期間: 1980-1984
卒業年: 1984
国: 日本
金光教東京学生寮に在住

受賞歴

海燕新人文学賞
1988
対象作品: 揚羽蝶が壊れる時
主催: 海燕
結果: 受賞
芥川龍之介賞
1991
対象作品: 妊娠カレンダー
主催: 文藝春秋
結果: 受賞
読売文学賞
2004
対象作品: 博士の愛した数式
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
本屋大賞
2004
対象作品: 博士の愛した数式
主催: 本屋大賞実行委員会
結果: 受賞
日本数学会出版賞
2004
対象作品: 博士の愛した数式
主催: 日本数学会
結果: 受賞
泉鏡花文学賞
2004
対象作品: ブラフマンの埋葬
主催: 泉鏡花文学賞運営委員会
結果: 受賞
谷崎潤一郎賞
2006
対象作品: ミーナの行進
主催: 谷崎潤一郎賞運営委員会
結果: 受賞
芸術選奨文部科学大臣賞
2012
対象作品: ことり
主催: 文化庁
結果: 受賞
早稲田大学坪内逍遙大賞
2013
主催: 早稲田大学
結果: 受賞
野間文芸賞
2020
対象作品: 小箱
主催: 野間記念財団
結果: 受賞
菊池寛賞
2021
主催: 文藝春秋
結果: 受賞
紫綬褒章
2021
主催: 日本政府
結果: 受賞
日本芸術院賞
2023
主催: 日本芸術院
結果: 受賞
国際交流基金賞
2023
主催: 国際交流基金
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 揚羽蝶が壊れるとき

    『揚羽蝶が壊れるとき』は小川洋子による作品で、海燕新人文学賞の1988年回で選ばれた。受賞作として、作者の関心や表現の特徴を伝える一作である。

    海燕新人文学賞で選ばれた小川洋子の『揚羽蝶が壊れるとき』。

    受賞作現代文学作者の表現
芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 姉の妊娠を見つめる妹の語りを通して、身体、家族、母性への違和感を冷ややかな感覚で描く小説です。日記のような時間の進行のなかで、祝福されるはずの出来事が不穏な気配を帯びていきます。

    姉の妊娠を記録する日々は、静かな違和感と秘められた衝動を映し出します。

    189ページ
    妊娠身体感覚家族不穏な日常
読売文学賞 1回登壇
  1. 『博士の愛した数式』は、記憶が短い時間しか続かない老数学者と家政婦、その息子ルートの交流を描く小説。数式の美しさが、人と人の間に言葉とは別の信頼を生む。

    数の秩序が、壊れやすい記憶と人の優しさを静かにつなぐ。

    256ページ
    記憶数学家族喪失やさしさ
泉鏡花文学賞 1回登壇
  1. ある施設で働く「僕」と、そこに現れた謎めいた生きものブラフマンの短い時間を描く小説。名づけがたい存在との交流を通じて、喪失と慈しみが静かに浮かぶ。

    姿を定められない生きものが、僕の孤独にそっと触れる。

    146ページ
    幻想喪失孤独慈しみ
本屋大賞 1回登壇
  1. 記憶が短時間しか保てない数学者と、家政婦、その息子が静かな絆を結んでいく物語。数式の美しさと人を思う気持ちが響き合い、喪失を抱えながらも温かな時間が描かれる。

    失われていく記憶のなかで、数式だけが人と人をやさしく結ぶ。

    256ページ
    数学記憶家族やさしさ
谷崎潤一郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: ミーナの行進

    『ミーナの行進』は、小川洋子による作品で、2006年の谷崎潤一郎賞で受賞に選ばれた。

    谷崎潤一郎賞で評価された小川洋子の作品。

    谷崎潤一郎賞受賞
野間文芸賞 1回登壇
  1. 受賞作: 小箱

    死んだ子どもたちの魂が小箱のなかで育つ幻想的な世界を舞台に、残された家族や弔い手たちの営みを描く長編小説。喪失を静かな祈りへと変えていく物語。

    死者を抱えた小さな箱のなかで、祈りが育つ。

    216ページ
    喪失死者祈り記憶幻想文学

作品

代表作

妊娠カレンダー

1990年 小説

密やかな結晶

1994年 小説

薬指の標本

1994年 小説
映像化・舞台化
  • [映画] 薬指の標本 / ディアーヌ・ベルトラン (2005)

博士の愛した数式

2003年 小説
映像化・舞台化
  • [映画] 博士の愛した数式 / 小泉堯史 (2006)

ミーナの行進

2006年 小説

ことり

2012年 小説

翻案

  • 映画『博士の愛した数式』
  • 映画『薬指の標本』
  • 映画『ホテル・アイリス』

作家による翻訳

  • はつ恋

作品の翻訳

  • 寡黙な死骸 みだらな弔い
  • 密やかな結晶
  • 妊娠カレンダー

作風・主題

文体
幻想的詳細描写
頻出モチーフ
異世界現実の隙間

評価・遺産

国際的に高い評価を受ける日本の現代作家。映画化や翻訳が多数行われている。

関連学会

  • 日本芸術院

豆知識

  • 極端な機械音痴である
  • 阪神タイガースのファンである