日本文学大賞 にほんぶんがくたいしょう
檀一雄の遺作となった自伝的長編小説。家庭、放浪、恋愛、創作への衝動が激しく絡み合い、作家自身の生の矛盾を燃え上がるような筆致で描く。
放浪と家庭、欲望と創作が、火宅の比喩の中で燃え続ける。
埴谷雄高が長い年月をかけて追究した形而上的長編小説。三輪家の兄弟たちを中心に、存在、革命、死、宇宙をめぐる思索が小説の形式そのものを押し広げる。
存在の謎をめぐる対話が、小説を思想の深部へ連れていく。