日本の文学賞

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日本SF評論賞 にほんエスエフひょうろんしょう

第3回(2008年)

SF評論新人賞

受賞者

2名
宮野由梨香 みやの ゆりか 受賞
光瀬龍『百億の昼と千億の夜』小論 旧ハヤカワ文庫版「あとがきにかえて」の謎

光瀬龍『百億の昼と千億の夜』を読み解くSF評論。旧ハヤカワ文庫版の「あとがきにかえて」に記された経典の由来を手がかりに、阿修羅王が少女として描かれた意味と、作品に組み込まれた創作の層を考察する。

旧版のあとがきに残された謎から、『百億の昼と千億の夜』の阿修羅王像をたどる評論。

SF評論光瀬龍論阿修羅王テクスト分析
藤田直哉 ふじた なおや 特別賞
消失点、暗黒の塔―『暗黒の塔』V部、VI部、VII部を検討する

スティーヴン・キングの長編シリーズ『暗黒の塔』第V部から第VII部を読み解くSF評論。終盤と結末をめぐる評価を踏まえつつ、〈暗黒の塔〉を中心の不在や到達不能な真理を示す像として捉え、作品が増殖していく過程を考察する。

『暗黒の塔』終盤を、中心へ到達できない物語として読み直す評論。

スティーヴン・キング暗黒の塔SF評論ポストモダン