日本歌人クラブ賞 にほんかじんくらぶしょう
『月夜見』は山本かね子の歌集。月の光や夜の感覚を題に含みながら、日々の経験、自然、内面の陰影を短歌の凝縮された言葉で表す。
月の名を冠した歌集に、日常と内面の陰影が静かに宿る。
『雷』は来嶋靖生の歌集。自然現象としての雷がもつ激しさや余韻を手がかりに、記憶、旅、家族、時代感覚を短歌の形式でとらえる。
雷の響きのように、記憶と時間が短歌の中で明滅する。