児童文芸新人賞 じどうぶんげいしんじんしょう
第18回(1989年)
創作童話小説ノンフィクション詩童謡
受賞者
3名
エムナマエ
受賞
『UFOリンゴと宇宙ネコ』は、エムナマエが文を手がけ、ヒサクニヒコが絵を添えた児童文学である。奇妙なリンゴと宇宙から来たネコという軽やかな発想を入口に、子どもの好奇心と想像力を宇宙的なスケールへ広げていく。
身近な果物と宇宙から来たネコが出会い、日常が少し不思議な冒険へ変わっていく。
181ページ
宇宙想像力出会い児童文学
宇田川優子
受賞
ふたりだけのひとりぼっち
『ふたりだけのひとりぼっち』は、十一歳の少女アキコを中心に、子どもが抱える孤独と誰かに寄り添う気持ちを描いた児童文学である。ふたりでいてもなお残る寂しさを見つめながら、心を開くまでの揺れを丁寧にたどる。
ひとりぼっちの気持ちを抱えたふたりが、少しずつ互いの声を聞きはじめる物語。
孤独友情十一歳心の成長
大谷美和子
受賞
『ようこそスイング家族』は、山村留学で小さな村にやって来た野辺山一家の一年を描く児童文学である。長男の新は、家族が力を合わせて暮らす日々を通じて、多様な家族の形と一人ひとりの夢に触れて成長していく。
山村で暮らす一年が、少年に家族のかたちと自分の夢を考えさせる。
269ページ
山村留学家族成長共同生活