日本の文学賞

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角川短歌賞 かどかわたんかしょう

第37回(1991年)

短歌新人賞

受賞者

3名
梅内美華子 うめうち みかこ 受賞
横断歩道(ゼブラ・ゾーン)

梅内美華子の第一歌集へつながる代表的連作。都市の風景や身体感覚を鋭く切り取り、日常の通路である横断歩道に、若い主体の孤独と自立への緊張を重ねる。

街を渡る足もとに、若い感情の孤独と強さが立ち上がる。

166ページ
短歌都市身体感覚自立第一歌集
上村典子 うえむら のりこ 佳作
貝寄風

上村典子の角川短歌賞佳作連作。題名の季語が呼び込む春の風を手がかりに、移ろう感情や生活の気配を短歌の抑制されたリズムに乗せる。

春の風が、生活の輪郭と心の揺れを運んでくる。

短歌季節生活感角川短歌賞佳作
広坂早苗 ひろさか さなえ 佳作
春の嵐

広坂早苗の角川短歌賞佳作連作。学校や日々の暮らしを見つめる後年の作風にも通じる、身近な時間の揺れを詩に変える力がうかがえる。

身近な春の荒れに、生活の時間と感情の波が重なる。

短歌生活詠学校角川短歌賞佳作