日本の文学賞

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川端康成文学賞 かわばたやすなりぶんがくしょう

第4回(1977年)

短編小説

受賞者

2名
水上勉 みずかみ つとむ 受賞
寺泊

越後の寺泊を訪れた語り手が、雪の町と人びとの姿を見つめる短篇である。良寛への関心を背景に、旅先で出会う土地の気配と人間の孤独を、水上勉らしい風土感で描く。

雪の寺泊で、旅の目が土地の孤独と人の営みをすくい取る。

寺泊風土
富岡多恵子 とみおか たえこ 受賞

老いた落語家を中心に、落語『立切れ』の情趣を下敷きにしながら、男女の関係、老い、死、芸の終わりを乾いた筆致で描く短篇である。情話を現代的な冷たさへ反転させる力がある。

落語の情話を踏まえながら、老いと芸の終わりを冷ややかに描く。

448ページ
落語老い男女関係