日本の文学賞

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岸田國士戯曲賞 きしだくにおぎきょくしょう

第40回(1996年)

戯曲賞若手劇作家育成

受賞者

2名
鈴江俊郎 すずえ としろう 受賞

鈴江俊郎の戯曲。やるせない思いと身体が呼び合うときに生まれるしぐさを手がかりに、言葉だけでは伝わらない感情と他者の距離を舞台上で探る。

題名となる髪をかきあげるしぐさを含め、身体の動きが台詞と並ぶ表現として働く。言葉になる前の感情を、俳優の身ぶりと間で示す戯曲である。

140ページ
身体と言葉感情の表現他者との距離身ぶり
松田正隆 まつだ まさたか 受賞

松田正隆の戯曲。妻が忘れた日傘を取りに出た夫の不在中に妻が倒れる出来事から、看取る者と逝く者のあいだにある愛情と、静かに流れる日々を描く。

夫婦のあいだだけに通う愛と、看取る者・逝く者の思いを、日常の静かな時間の中で描く戯曲。

110ページ
夫婦病看取り日常死