講談社児童文学新人賞 こうだんしゃじどうぶんがくしんじんしょう
第5回(1964年)
児童文学
受賞者
5名大みそかの夜、ユカはクレヨンたちの会議を目撃し、シルバー王妃とともに行方をくらましたゴールデン王を探す旅に出る。十二か月をめぐる冒険の中で、王妃の悪い癖を一つずつ見つめ直していくファンタジー。
十二色のクレヨンが導く一年の旅で、王妃とユカは王さまを探しながら自分の心を見つめ直す。
251ページ
児童文学ファンタジー成長色彩
大杉の地蔵
山の村で育った盲目の中学生を主人公に、暮らし、学び、周囲の人々との関係を描く児童文学。作者の盲学校教諭としての体験が物語に反映され、障害と成長を子どもの生活の中から見つめる。
白いステッキを手にした少年の歩みが、山の村の生活と周囲の人々を照らし出す。
208ページ
児童文学視覚障害成長学校
たこの木学校
山県喬による佳作受賞作。たこの木を冠した学校という題名から、南方的な植物のイメージと学校生活を結びつけた、子どもの集団と学びをめぐる児童文学として位置づけられる。
たこの木の名を持つ学校で、子どもたちの生活と学びが物語になる。
児童文学学校共同体自然
孔雀の羽
西村志津代による佳作受賞作。孔雀の羽という鮮やかな題名を通じて、美しさ、憧れ、見られることへの意識を子どもの物語に取り込んだ作品として位置づけられる。
孔雀の羽のまばゆさが、子どもの憧れと心の揺れを映し出す。
児童文学美憧れ成長