前川佐美雄賞 まえかわさみおしょう
馬場あき子の第二十三歌集。過ぎ去った時代や帰らぬ人、日常の口語的な気配を受け止めながら、底流には暗い抒情と老いの時間へのまなざしが流れる。軽やかな語りと深い哀惜が同居する短歌集である。
帰らぬものの気配を、軽やかな口語と暗い抒情で詠む。