毎日出版文化賞 まいにちしゅっぱんぶんかしょう
第39回(1985年)
受賞者
15名出産の現場と女性の身体をめぐる経験を、生活者の視点から問い直すノンフィクション。医療、家族、社会の制度の中で、お産がどのように受け止められてきたかを丁寧に追う。
『お産と出会う』は、吉村典子の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。
都市に移り住む人々の住まいと生活を通して、近代都市の形成と居住の問題を考察する建築・都市論。制度や計画だけでなく、暮らしの現場から都市を捉える。
『流民の都市とすまい』は、上田篤の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。
明治国家の制度設計を担った法制官僚の思想と実務を追い、近代日本の知と権力の関係を描く研究。制度史を人物と思想の動きとして読み直す。
『法制官僚の時代 国家の設計と知の歴程』は、山室信一の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。
動物の観察を通して生命のふるまいと個体差を親しみやすく伝える科学読み物。専門的な知見を、読者が身近に感じられる語り口で紹介する。
『ゴンはオスでノンはメス』は、和田一雄の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。
人間を生物、社会、技術、文化の複合的な存在として捉えるシリーズ。個別の専門領域を越えて、人間理解のための総合的な視点を示す。
『ヒューマンサイエンス 全5巻』は、石井威望の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。
法学の主要領域を体系的にまとめた全集企画。受賞対象は個別単著ではなくシリーズ全体の出版文化上の成果として位置づけられる。
『法律学全集』は、鈴木竹雄の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。
『法律学全集』は、有斐閣が刊行した法律学の体系的な全集。各法分野の代表的研究者が分担し、戦後日本の法学教育と研究の基礎文献として長く参照された。
戦後法学の主要領域を、専門家の論述で体系化した全集。
『法律学全集』は、民法・商法・公法など広い領域を分冊で扱った有斐閣の法律学全集。法解釈と制度理解を体系的に示す学術出版として位置づけられる。
法律学の基本領域を分冊で整えた、実務と研究のための体系的全集。
『法律学全集』は、戦後日本の法律学を分野別に整理した大型全集。法学者による専門的な叙述を通じて、研究・教育・実務の共通基盤を提供した。
法学の知識を巻ごとに積み上げる、体系的な専門全集。
『熊野中國語大辞典』は、熊野正平が編んだ中国語辞典。大部の語彙を収め、中国語学習・研究のための参照資料として刊行された。
中国語の語彙を大規模に収録した専門辞典。
奥三河の山里、光、季節の移ろいを端正な構図で捉えた前田真三の写真集。風景写真としての美しさだけでなく、土地に息づく時間の厚みを伝える。
『奥三河 前田真三写真集』は、前田真三の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。
近世の子ども向け絵本資料を集成し、図像と本文から江戸期の子ども文化を読み解く資料集。出版文化、教育、遊びの歴史を具体的な資料で示す。
『近世子どもの絵本集』は、鈴木重三の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。
近世の子ども向け絵本資料を集成し、図像と本文から江戸期の子ども文化を読み解く資料集。複数の研究者による共同成果として、資料性と解説性を兼ね備える。
『近世子どもの絵本集』は、木村八重子の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。
江戸期の子ども文化を伝える絵本資料をまとめ、近世出版と読書のあり方を可視化した研究資料。文学史と書誌学の双方から価値を持つ。
『近世子どもの絵本集』は、中野三敏の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。