日本の文学賞

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毎日出版文化賞 まいにちしゅっぱんぶんかしょう

第77回(2023年)

文学・芸術部門人文・社会部門自然科学部門企画部門特別賞

受賞者

5名
多和田葉子 たわだ ようこ 受賞

多和田葉子の連作長篇三部作の完結編。言葉でつながる仲間たちが、失われた故郷を探してバルト海を旅する。

国境を越え、言葉を携えて、仲間たちは海へ出る。

388ページ
長篇言語連作
大森淳郎 おおもり じゅんろう 受賞

戦時下の放送人たちの証言や資料をたどり、ラジオが戦争にどう関わったかを検証するノンフィクション。

ラジオは何を伝え、何を伝えなかったのか。

576ページ
ノンフィクション放送史戦争メディア
桜井芳雄 さくらい よしお 受賞

脳はなぜまちがえるのかを手がかりに、創造性や回復力の源を読み解く岩波新書。

まちがいは、脳の弱点ではなく働き方そのものだ。

244ページ
脳科学認知創造性新書
古川隆久 ふるかわ たかひさ 企画賞
昭和天皇拝謁記:初代宮内庁長官田島道治の記録

田島道治が残した拝謁記をもとに、昭和天皇と戦後日本の関係をたどる岩波書店の7巻構成資料集。

一冊に収まりきらない記録として、戦後史の細部を刻む。

史料戦後史昭和天皇記録
阿部卓也 あべ たくや 特別賞

杉浦康平と写植技術の関係を軸に、戦後日本のブックデザインと文字文化の変化を追う研究書。

文字の形は、時代の技術と美意識を映す。

488ページ
デザイン史写植文字文化研究書