日本の文学賞

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ムー伝奇ノベル大賞 むーでんきのべるたいしょう

第3回(2003年)

受賞者

3名
葉越晶 最優秀賞

『逢魔の都市』は、葉越晶による伝奇ファンタジー。古代都市ラヴァタアルの神殿に仕えるアルゲントスが、神官の失踪と市民惨殺の謎を追い、死者の夢と怨念が渦巻く都市へ入り込む。

死者の夢がさまよう都市で、神託の裏に潜む異変を追う。

375ページ
伝奇古代都市神託呪い幻想
浅永マキ 優秀賞

山郷の旧家にただよう閉ざされた気配と、家に伝わる禁忌を軸にした伝奇ホラー。外界から隔てられた屋敷で、若い世代の欲望と家の秘密が重なり、儀式めいた惨劇へ近づいていく。

山村の旧家に眠る禁忌が、閉じた世界の欲望を血なまぐさい伝奇へ変えていく。

213ページ
山村の旧家禁忌伝奇ホラー血縁と欲望
長島槇子 優秀賞

旅芝居の一座と怪談の気配を組み合わせた伝奇小説。双六の目を進めるように場面が移り、芸能の漂泊性、土地に残る因縁、人の心に残る怖さが連なっていく。

旅芝居の幕が上がるたび、怪談の目がひとつ進み、土地の因縁が姿を現す。

364ページ
旅芝居怪談漂泊土地の因縁