日本の文学賞

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日本推理作家協会賞 にほんすいりさっかきょうかいしょう

第17回(1964年)

推理小説

受賞者

2名
結城昌治 ゆうき しょうじ 受賞

警察組織の内部にある歪みと、現場刑事の倫理的な葛藤を軸にした警察小説。事件を追う過程で、捜査の正義と組織防衛の論理がぶつかり、乾いた筆致で犯罪と職業意識の重さを描く。

捜査の夜が明けるとき、刑事たちは組織の影と自分自身の迷いに向き合う。

416ページ
警察小説組織と個人刑事の葛藤犯罪捜査
河野典生 こうの のりお 受賞

失踪した若い女性の痕跡を追う語り手が、都市の退廃と暴力の気配の中へ踏み込んでいくハードボイルド小説。青春群像の危うさと、事件の背後にある冷えた人間関係を鋭く描く。

消えた女の残した紙片が、退廃した街の奥に潜む事件へと男を引き寄せる。

272ページ
ハードボイルド失踪都市の退廃暴力事件