日本の文学賞

← 直木三十五賞に戻る

直木三十五賞 なおきさんじゅうごしょう

第48回(1962年 第2回開催)

大衆文学小説

受賞者

2名
山口瞳 やまぐち ひとみ 受賞

サラリーマン江分利満氏の日常を通じて、戦後日本の中年男性の生活感、滑稽さ、哀感を描く連作的な小説。軽妙な語りの奥に、家庭と会社に挟まれる時代の実感がにじむ。

会社員の日常の可笑しみから、戦後日本の生活の手触りが立ち上がる。

256ページ
サラリーマン戦後日本家庭ユーモア中年
杉本苑子 すぎもと そのこ 受賞

江戸時代の治水事業を題材に、薩摩藩士たちの苦闘と犠牲を描く歴史小説。政治的な圧力と自然の猛威のなかで、任務に向き合う人々の孤独と誇りを描き出す。

治水の現場に立つ人々の犠牲から、歴史の重みが浮かび上がる。

277ページ
歴史小説治水薩摩藩犠牲江戸時代