日本エッセイスト・クラブ賞 にほんエッセイスト・クラブしょう
第40回(1992年)
エッセイ
受賞者
3名ドナウ河紀行 は、ヨーロッパを横切るドナウ河をたどり、沿岸の都市、民族、歴史の層を旅の視線で描く紀行である。地理的な移動の記録にとどまらず、東西ヨーロッパの文化が交差する場所としての川の姿を読み解いていく。
一本の川をたどる旅が、ヨーロッパの複雑な記憶へと開かれていく。
224ページ
紀行ドナウ河ヨーロッパ史
鹿野忠雄 台湾に魅せられたナチュラリスト は、台湾の自然研究に大きな足跡を残した鹿野忠雄の生涯を追う評伝である。探検、標本採集、植民地期台湾の学術環境を重ねながら、一人のナチュラリストの情熱と時代の制約を描く。
台湾の山野に魅せられた研究者の歩みを、自然史と時代史の中に置く。
335ページ
評伝台湾自然史
江戸お留守居役の日記 は、萩藩邸に残された日記を手がかりに、江戸藩邸で政治交渉を担った留守居役の日常を読み解く歴史エッセイである。公儀との折衝、藩内の事情、人間関係を具体的にたどり、江戸政治の実務を身近に見せる。
一冊の日記から、江戸藩邸政治の細部が立ち上がる。
363ページ
江戸時代萩藩古文書