日本の文学賞

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日本SF新人賞 にほんエスエフしんじんしょう

第5回(2003年)

SF小説新人賞

受賞者

3名
八杉将司 やすぎ まさよし 受賞

人類の未来と猫の存在を結びつけた、やわらかな感触とスケールの大きな発想をあわせ持つSF長編。宇宙的な危機や科学的想像力を、身近な生きものへのまなざしから語り直す。

猫が眠る場所から、宇宙と人間の未来が静かに動き出す。

308ページ
宇宙新人SF未来生命
北國浩二 佳作

遊びと神話、知の迷宮を思わせる題名のもと、現実の輪郭が揺らぐ感覚を追うSF作品。理屈と幻想が交差する場面を重ねながら、世界を理解しようとする人間の不安を浮かび上がらせる。

知の遊戯が深まるほど、現実は少しずつ不穏な姿を見せはじめる。

308ページ
知的ゲーム幻想現実の揺らぎ不安新人SF
片理誠 へんり まこと 佳作

終末の気配を帯びた海を舞台に、人類の行き先と未知の存在をめぐる緊張を描くSF長編。閉ざされた世界の中で、滅びへの予感と希望の小さな芽がせめぎ合う。

終末の海を漂う箱舟は、滅びと再生の境界へ向かう。

276ページ
終末箱舟未知との遭遇再生