日本詩歌句随筆評論大賞 にほんしかくくたいしょう
『ロンゲラップの海』は、マーシャル諸島ロンゲラップ環礁の被曝と海の記憶に向き合う詩集です。核実験の影を、遠い出来事としてではなく、海と人間の身体に残る痛みとして言葉にします。
海に残る核の傷を、詩の声として聞き取る作品です。
『花の雨』は、加古宗也による句集です。花や雨といった季節の相を手がかりに、日常の奥にひそむ静けさ、移ろい、時間の厚みを俳句の短い器に収めています。
花と雨の気配から、日々の時間がしずかにほどけます。