野間文芸賞 のまぶんげいしょう
昭和初期に生まれた語り手が、昭和天皇の崩御を契機に自らの時代を振り返る長編小説。葉山の海を背景に、家族の記憶、戦争、そして戦後を生きた人びとの時間が、私小説的な語りと歴史へのまなざしのうちに重ねられる。
昭和が終わった日に、葉山の海を前に、家族と戦争の記憶が静かに呼び起こされる。