芥川龍之介賞
1回登壇
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受賞作: 北の河
敗戦直後、夫と家を失った母子が東北の寒村に身を寄せる物語。希望を断たれた母の孤独と絶望を、感情を抑えた筆致で描き、寒さと沈黙が重く迫る。
帰る場所を失った母子の前に、北の冬と孤独が静かに立ちはだかる。
224ページ敗戦母子喪失東北孤独
たかい ゆういち
Takai Yūichi
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 早稲田大学 | 第二文学部 | 英文学科 | Bachelor of Arts | 1952-1955 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1966 | 芥川龍之介賞 | 北の河 | — | 文藝春秋 | 受賞 |
| 1977 | 芸術選奨文部大臣賞 | 夢の碑 | — | 文部科学省 | 受賞 |
| 1984 | 谷崎潤一郎賞 | この国の空 | — | 公益財団法人谷崎潤一郎賞選考委員会 | 受賞 |
| 1990 | 読売文学賞 | 夜の蟻 | — | 読売新聞社 | 受賞 |
| 1992 | 毎日芸術賞 | 立原正秋 | — | 毎日新聞社 | 受賞 |
| 1999 | 大佛次郎賞 | 高らかな挽歌 | — | 大佛次郎賞選考委員会 | 受賞 |
| 2002 | 野間文芸賞 | 時の潮 | — | 野間文化財団 | 受賞 |
敗戦直後、夫と家を失った母子が東北の寒村に身を寄せる物語。希望を断たれた母の孤独と絶望を、感情を抑えた筆致で描き、寒さと沈黙が重く迫る。
帰る場所を失った母子の前に、北の冬と孤独が静かに立ちはだかる。
『夢の碑』は、高井有一の祖父田口掬汀をモデルに、明治の人々の野心と青春を描く長編です。画家平福百穂や新潮社創設者佐藤義亮を思わせる人物も配され、新しい時代に向かう地方文化の熱が物語を動かします。
明治の光のなかで、若い野心と芸術への憧れが交差します。
『この国の空』は、受賞時に評価された題材と作者の視点が結びついた作品である。題名が示す人物、土地、出来事、記憶を手がかりに、時代の空気や人間関係の揺れを読者に伝える。
『この国の空』は、題名に込められた含みから人間と時代の姿を浮かび上がらせる。
『夜の蟻』は、高井有一による文学作品。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。
受賞作として読まれてきた『夜の蟻』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。
亡き人や過ぎ去った時代へ向けた哀悼を、抑制された筆致で描く長編小説。挽歌でありながら、記憶を語り直すことで生の手触りを取り戻す作品。
高らかな挽歌は、記憶を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。
『時の潮』は、高井有一による作品。野間文芸賞の対象作として扱われている。
高井有一の『時の潮』。