日本の文学賞

← ノベル大賞に戻る

ノベル大賞 のべるたいしょう

第50回(2019年)

小説

受賞者

3名
猫田佐文 ねこた さぶん 大賞

『ひきこもりを家から出す方法』は、自室から出られなくなって長い年月を過ごす影山俊治のもとに、彼を外へ連れ出すプロ集団のメイドが現れる再生の物語。切実な当事者感とユーモアで、生きづらさに向き合う。

部屋の扉の向こうへ踏み出すまでの時間を、切なくもやさしく描く。

304ページ
ライト文芸ひきこもり再生メイド生きづらさ
森りん もり りん 佳作

『愛を綴る』は、孤独と貧困の中で育った少女フェイスが、侯爵家のメイドとなり、文字を学ぶことを通じて恋と自己表現に目覚めていく時代ロマンス。身分差の壁を前にした純愛を描く。

文字を覚えることが、少女に愛と自分の声をもたらしていく。

304ページ
ロマンス時代身分差読み書き成長
喜咲冬子 きさき ふゆこ 佳作

『流転の貴妃 或いは塞外の女王』は、宮廷と辺境を舞台に、政治に翻弄される女性の運命と誇りを描く中華風歴史ロマン。流転する立場の中で、主人公は自らの生き方を選び取ろうとする。

宮廷を離れた先で、流転する貴妃は別の王冠の意味を知る。

304ページ
中華風歴史ロマン宮廷辺境女性