織田作之助賞 大賞・旧新人賞 おださくのすけしょう たいしょう きゅうしんじんしょう
元天才子役の生崎と、たびたび騒動を起こす俳優志望の笹岡は、高校の文化祭で戦争の惨劇を題材にした舞台へ向き合う。親や家族への怒りを抱えながら、演じることを通して互いの本音と、自分たちが生きる社会の空気を見つめる長編小説。
演じることは、隠してきた本音と社会の息苦しさを引き受けるための、二人だけの舞台になる。