新潮新人賞 しんちょうしんじんしょう
第52回(2020年)
純文学小説
受賞者
2名父と息子を軸に、数十年をかけて姿を変えていく家族を複数の視点から見つめる中篇小説。語り手と関係の置き方が移り変わるなかで、幸福だった時間、消えゆく命、言葉にできない別れの記憶が浮かび上がる。
幸福な親子の時間と、消えゆく命の灯火を、多視点で描く家族の肖像。
224ページ
家族父と息子別れ記憶複数の視点言葉にならない感情
追いつかれた者たち
ある事件をめぐって、関係者ではない人びとまでがその裏側を確信をもって語り始める。中心人物と出会った語り手の視点から、伝聞と記憶が現実を塗り替えていく不穏な過程を描く新潮新人賞受賞作。
誰もが事件の裏側を確信をもって語り、関わったのだと洩らす者さえいた。
220ページ
事件伝聞記憶暴力共同体不確かな現実