日本の文学賞

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新潮新人賞 しんちょうしんじんしょう

第55回(2023年)

純文学小説

受賞者

2名
伊良刹那 いら せつな 受賞

高校二年の美術部員・速水圭一は、同級生の北条司の美しさに心を奪われ、肖像画を描き始める。二人の距離が近づくなか、夏休みの出来事が速水を打ち砕き、美への憧れと十代の絶望が揺れ動く。

美に惹かれた少年の肖像画が、友情と恋の境界を揺らしていく。

176ページ
美肖像画青春恋愛芸術絶望
赤松りかこ あかまつ りかこ 受賞

現代の東京・世田谷を舞台に、南米で族長の母からシャーマンとして育てられた女性アリチャイが、自身の来歴に疑問を抱く物語。河川敷で出会う「爆弾男」との関わりを通じて、精霊、人間、獣の境界を越える異界が日常の街に立ち現れる。

精霊と人間、獣の境を越え、東京の只中にマジカルな異空間が現れる。

160ページ
シャーマニズム精霊東京世田谷自己の来歴異界人と獣の境界