親鸞賞 しんらんしょう
明治期の北海道を背景に、開拓とアイヌ民族の歴史、土地に生きる人々の記憶を重ねる長編小説。個人の暮らしと大きな歴史の変化を静かな筆致で結び、近代化の陰影を描く。
『静かな大地』は、池澤夏樹による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。