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静かな大地

親鸞賞

静かな大地

池澤夏樹

明治期の北海道を背景に、開拓とアイヌ民族の歴史、土地に生きる人々の記憶を重ねる長編小説。個人の暮らしと大きな歴史の変化を静かな筆致で結び、近代化の陰影を描く。

北海道アイヌ民族開拓記憶

作品情報

『静かな大地』は、池澤夏樹による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。

明治期の北海道を背景に、開拓とアイヌ民族の歴史、土地に生きる人々の記憶を重ねる長編小説。個人の暮らしと大きな歴史の変化を静かな筆致で結び、近代化の陰影を描く。 受賞作としての文脈だけでなく、作品そのものが扱う主題に沿って読める。

レビュー要約

  • 重厚な歴史性と抑制された語りが評価されている。長さはあるが、土地と人間の関係を丁寧に追う読書体験として受け止められている。

書籍情報

出版社
朝日新聞社
発売日
2003-09-19
ページ数
688ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784022578730
ISBN-10
4022578734
価格
1886 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/エッセー・随筆/日本のエッセー・随筆/近現代の作品

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レビュー

  • 話の展開が面白い

    感動的であるのと同時に面白いです。宗像三郎を断片的に語る登場人物が線につながって秘密が明らかになっていきます。この過程は推理小説を読むように好奇心をかきたてます。作者はストーリーの構成がとても上手だと思います。ページ数の多い本ですが、どんどん読み進めることができました。

  • 心と身体

    明治の初めに家族と共に北海道に移り住んだ少年の壮大な物語。 少年の成長と共に描かれる生きる喜びと、成人してから次第に深度を増していく葛藤。 アイヌに対して誠実でありたいと願う強い意志が自らを追い詰めていく様が切ない。 時代で交差する登場人物やアイヌに伝わる昔話も物語に奥行きを与えている。 結末を受けて感じたのは心がその人に与える力の大きさだ。 前を向いてぐんぐん生きることも、人生を終わりにすることも、その人の心が決めている。

  • ルーツの再発見

    舞台となている町が自分の生まれたところでもあり、先祖の様子が見えているかの様でした。

  • 涙が止まらなかった

    沖縄本土化、韓国併合と和人の理屈の原罪が感覚的に分かるすばらしい小説でした。

  • まぁまぁ!

    とても早く届きました!やはり、中古なのでところどころ汚れがあったり文字が薄くなってきたりしたのですが、読むのには支障がありませんでした

  • 北海道開拓を知る上で読むべき本

    宗形三郎=原條新次郎のモデル 宗形志郎=原條迀のモデル フィクションだが、なるべく史実に基づいて書かれたお話し 原條迀は作者(池澤夏樹)の曽祖父(母の母の父) 北海道開拓の苦渋 アイヌの悲哀 和人の葛藤と裏切り

  • 美本。 良心的価格。

    昨今の、セカンドハンドのく癖に(失礼)、何でもかんでもプレミアが付いた、とか煽って法外な価格をつける業者、個人がいる中で(〇○オクの弊害?)、とても良心的な方(業者さん)でした。 とても良い買い物が出来ました。 ありがとうございます。

  • 静かな大地

    北海道のいわゆる先住民族、アイヌといわれる人間のおはなし 自然と共に、自然を尊重し、自然に感謝し、循環という行為を儀式を通じて行ってきた人間たち 彼らにとって鮭は人間だけのものでなく狐や熊も食べるもの 野草や木の皮さえすべて取ることはなかった 今の現代でもっとも必要とされるべき生活様態 でも過去何百年かで内地の人間は奴隷や捕虜にしたり同化政策として何万人ものアイヌを殺して文化を奪って でもその文化はあたしたちが失っていっているもの 日本が単一民族なんて嘘 ? 尊ばれる民族であったアイヌの大地の北海道は朝鮮より先に日本の植民地になって インディアンもだし世界中どこでも起こり続けてること 動物愛護も自然保護も人権擁護も根本から考え間違ってるでしょ 啓蒙っていったいなんですか? 今、99人と違う考えを持った1人は淘汰されるべきですか? あなたは自分の足下見て生きれてますか? くだらない本当に でもそれがこの世界です

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