日本の文学賞

← すばる文学賞に戻る

すばる文学賞 すばるぶんがくしょう

第21回(1997年)

純文学新人賞

受賞者

2名
岩崎保子 いわさき やすこ 受賞

画家を志す若い女性が、自立を求めながらも職を転々とし、創作にも行き詰まっていく。依存や同居生活を経験するなかで、大人として生きることの不安定さと現実を見つめる。

自立を望む若い画家志望者が、大人の人生の入口で揺れ続ける。

168ページ
自立画家志望若い女性依存大人への移行
清水博子 しみず ひろこ 受賞

文学部の女子学生「私」が、卒業論文の題材に選んだ女性小説家Iの痕跡を追って下北沢をさまよう小説。二本の私鉄が交わる街で、作家と読者、書くことと読むことの関係がすれ違い、言葉の迷宮が形づくられていく。

女流作家Iの住む下北沢をさすらう女子学生の軌跡から、噂と小説と現実が交錯する。

132ページ
下北沢女性小説家卒業論文作家と読者都市の記憶言語の迷宮