富田砕花賞 とみたさいかしょう
愛を一つの感情に閉じ込めず、家族、帰還、記憶、暮らしの場面の中に現れる多様な形として描く詩集。柔らかさと痛みが同居する。
愛は一つではなく、暮らしの場面ごとに別の形を取る。
題名が示す不穏な番号性を手がかりに、個人の存在と社会の中の位置を見つめる詩作品。富田砕花賞受賞作として、硬質な抒情を持つ。
十三番目という位置から、孤独と存在の輪郭が浮かび上がる。