女流文学賞 じょりゅうぶんがくしょう
『蕁麻の家』は、萩原葉子の自伝的長篇で、詩人の娘としての生い立ち、家庭内の痛み、孤独と抵抗を強く描く。題名の棘の感覚が、主人公を取り囲む家族の冷たさを象徴している。
家族の棘に囲まれた少女期を、凄みのある自伝的筆致で描く長篇。