横溝正史ミステリ&ホラー大賞 よこみぞせいしみすてりあんどほらーたいしょう
応募時の題名は「血の配達屋さん」。失踪した母を追って漁師町に入った青年が、錆びた町で異様な儀式と家族の秘密に飲み込まれる。
血と錆の匂いがする町で、家族の行方を追う。
生まれ変わりの伝説が残る村で、婚約者の出産をきっかけに因習と信仰がむき出しになる。閉鎖的な共同体の怖さを描くホラー。
「おかえり」と読ませる題名が、最初から不穏を告げる。