読売文学賞 よみうりぶんがくしょう
晩年の澁澤龍彦が、唐へ渡った高丘親王の伝説を幻想文学として再構成した長編小説です。南海の異国、奇怪な生物、仏教的想像力が連なり、歴史と夢の境界を漂う航海譚になっています。
高丘親王の旅は、史実を離れて夢と異界の海へ漕ぎ出す。