作品情報
イベリアの道を歩き、日本に届いた南蛮の記憶をたどる。
「街道をゆく」シリーズの一冊。バスク、リスボン、トレドなどをめぐり、キリスト教、航海、交易の歴史を日本史の視点へ引き寄せる。
書籍情報
- 出版社
- 朝日新聞出版
- 発売日
- 1988-10-01
- ページ数
- 380ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784022605191
- ISBN-10
- 4022605197
- 価格
- 16 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/エッセー・随筆/日記・書簡/日本文学
南蛮のみち 1
レビュー
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おススメです
司馬さんの作品は以前から好きだったので ポルトガル旅行の前に南蛮のみちを 読みました。日本との歴史や逸話があり 旅行も心に残るものになりました
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司馬氏の『愛』と『怨嗟』が滲む、良作!
文明の進歩や国家の恩恵に浸り切っている日本人には、逆にこれらによって生活を脅かされ続けて来た人々がいる、このこと自体想像し難い。司馬氏は予てより、こうした文明や国家の及ぼす矛盾に、強い問題意識を抱き、自ら歩み入って思考を廻らし、得た感想を綴っていた、その一冊がこの本である。本全体に氏の、そうして生きて来た人々や育んだ大地に寄り添う愛と、文明や国家の矛盾に向けた怨嗟が、滲み込んでいる。氏の基本的テーマの一つであった、文明や国家の有り様に対する深い思いを窺い知る書、でもある。
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少数民族、言語についての考察が詳しく、美しい自然の描写とも相まってシリーズでも白眉の出来
日本にキリスト教を伝えた宣教師ザビエル。彼の足跡をたどるのだが、ポルトガルでもスペインやフランスでもない「バスク」が彼の母国だとは初耳だった。サッカーでよく聞くスペインのクラブチーム「バルセロナ」も実はバスクの代表と言うのも初めて知った。どうもフランスやスペインと言った近代広域国家への帰属意識がなく、中世の王国のままの意識でひっそり生きて来た人達らしい。今巻はこの「バスク」についてが話題の中心で、遂にはバスクの大統領に面会する事に。少数民族、言語についての考察が詳しく、美しい自然の描写とも相まってシリーズでも白眉の出来ではないだろうか。ザビエルと言う誰でも知っている有名人から、ほとんど知られていない「バスク」についての知識を得るのには知的満足感を覚えた。
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ザビエルさん、大変でしたね・・・
変質者イグナチウス・ロヨラに翻弄されるザビエルさんの生涯・・・ 不憫ながらも笑えました。 司馬遼太郎の筆も冴える。
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ザビエルを追って
日本にキリスト教の布教に来た、イエスズ会のフランシスコ・ザビエルの歴史を探る紀行文。フランスとスペインにまたがるバスク地方出身のザビエルの半世紀を探っている。またこのバスク地方はヨーロッパの中でも違ったタイプの言語を有していて文法的には日本語に近いということが描かれている。そのバスク地方のスペイン側を訪問した感想を述べている。当初は神父になるつもりは全くなかったにも関わらず、同郷のヨロラに口どかれてアジアに布教にゆく奇遇の人生を歩むことになったことはこの本で知った。人間の運命とはわからない物だ。
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街道をゆく 南蛮のみち1
日本とポルトガル、スペインの歴史的な背景がしっかりした考証に基づき理解できる
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ザヴィエルがわかる書
ザヴィエルを主題としてバスクについて人、地域、歴史が深く語られている
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とても参考になった。
バスクに行く際に購入して読みながらたびに出て。思い出に残る旅を演出してくれた。氏の視点を楽しみながら自分の視点を重ねて歩みを進めた。
関連する文学賞
- 日本文学大賞 第16回(1984年) ・受賞