月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫 3243)
『月の森に、カミよ眠れ』は、月の森に住む蛇ガミと人間の巫女をめぐり、神と人、自然と文明の関係を描く古代ファンタジーです。悲劇を含む物語の中で、異なる時間を生きる者たちの絆が問われます。
作品情報
神と人が交わる森で、自然への畏れと共生の願いが物語になります。
上橋菜穂子の初期作品で、神話的な世界観と人間社会の変化を重ねた児童文学です。蛇ガミ、巫女、村の人々の関係を通して、自然を封じようとする力と、それでも生きのびようとする人間の思いを描いています。
書籍情報
- 出版社
- 偕成社
- 発売日
- 2000-10-01
- ページ数
- 243ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784036524303
- ISBN-10
- 4036524305
- 価格
- 880 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究/日本文学研究
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レビュー
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楽しみは取っておく
中々この頃本が重くなって腕がきつい年頃です。 楽しみに取っておいたのですが、ついに手を目を付けてしまいました。 一気見です。そしてこれ、誰だっけで戻ります。戻ってなお、じっくり見ます。 お兄様 なんてことしてくれたのよ。と、涙出る感じです。 もう後半線閉じて楽しみがなくなると取っておきたかったのに結局怒涛のように読み耽る。 この方の作品は恐ろしいです。
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大人も楽しめる
大人も楽しめる作品です
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美しく哀しい物語
心を揺さぶられる。 誰がよいとか悪いとかではなく、それぞれの登場人物の思いが心に沁みて、涙が溢れた。美しい物語。
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人類は進化する為に何を捨てたか
読み始めた時は登場人物がバラバラで分かりにくかった。カミンマもナガタチも大事な所での心の変化が大雑把に感じた。でも、もう一度読み返したい魅力がある。
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上橋菜穂子の物語のルーツ
他の作品とは違って、はじめは、物語に入り込めない感じでしたが、物語にぐいぐい引きこめれました。神話の時代の悲しくも美しい物語です。上橋菜穂子ファンなら一度は読んでみて欲しいです。
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引き込まれる作品
上橋菜穂子の初期の頃の作品だけれど、文の美しさは、変わらない。神と人との不思議なつながりのあった世界に引き込まれる。
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何度も何度も読み返しました
古代日本に稲作が広がったあと、大和政権が日本を統一国歌にしていった時代。 深い山の中に、古代の人々の生き方を残しているとても小さな村があった。稲作を知らず、貧しく、自然から採取できる食物でほそぼそと生きている。男たちは成人すれば全身に入れ墨を施し魔除けと自然からの力を得る。 まだ人と自然の存在たちが共存していた時代から、律令国家の一員として時代の変化に飲み込まれていき生活が変わっていくその嵐のような変化に生きた人たちの物語。 物凄く惹かれました。独特のトーンで始まる物語だったので途中まで場面のイメージがわきにくかったのですが、途中でいきなりその息吹のようなものを感じて、もう一度最初にもどって読み直し、最後まで一気に読んだ後、さらにもう一度最初から読み直しました。 カミと通じる巫女であるはずのキシメが、自分にそんな力はないと悩む様子、どうにもならず選択したことにこれでいいのかとずっと思い悩み少しずつ成長していく姿。村人たちはお互いの思いを理解しながらも巨大な律令国家と目に見えぬ大きな神々の世界との狭間で村の行く末をそれぞれの真剣な思いで苦しみながら選択せざるを得ざる、お互いの意見の対立が起きていく・・・。 多くの視点を織り交ぜて素晴らしい世界を垣間見せてくれました。九州の山々の懐で読み直してみたい物語です。
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日本の神話のファンタジー
もののけ姫を少しほうふつさせる物語りに感じられます。 村の長「カミンマ」と呼ばれるキシメ、蛇神のタヤタ、山の神の子ナガタチの愛の物語り。 <掟は人の命よりだいじ>とこの話しの中でよく出てきますし、キーワードでもあると感じます。この意味(理由)が書かれてますが、私的には半分くらいしか納得出来ないのが本心。特に今の世の中の人達はそうだと思う。 本編の内容、物語りは最後は泣けてくるいいものです。