日本の文学賞

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忘れられた島へ (偕成社の創作文学 30)

野間児童文芸賞

忘れられた島へ (偕成社の創作文学 30)

長崎源之助

昭和20年5月、特攻隊員だった父を失った少年が、父の遺体が流れ着いたという鹿児島の離島へ向かう児童文学作品。父の戦死と若い母の苦労を背負いながら、島の暮らしに触れる旅を通して、戦争の悲しみと生きる力を見つめる。

戦争特攻隊父と子離島喪失

作品情報

父の死をたどる離島への旅が、戦争の記憶と島の暮らしを少年の前に開いていく。

『忘れられた島へ』は、長崎源之助が戦争の記憶を子どもの視点から描いた長編児童文学。特攻隊員の父を失い、母に育てられた少年が鹿児島の離島を訪ねることで、家族の喪失、戦争の傷跡、島に生きる人びとの生活を少しずつ受け止めていく。戦争を遠い出来事としてではなく、家族と土地に残る痛みとして描く作品である。

書籍情報

出版社
偕成社
発売日
1980-06-01
ページ数
338ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784037203009
ISBN-10
4037203006
価格
651 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

特攻機で戦死した父の33回忌を前に、清は父の遺体が流れついたという島を訪ねた。 対象年齢:小学上級から

レビュー

  • 多くの方に是非読んで欲しい。

    私は昭和47年生まれで、戦争を肌で感じることはない世代です。 私はこの本とは小学六年生の時に初めて図書室で出会いました。何か、もぞもぞと変な感じがしたのを覚えています。私の戦争へのイメージ、特攻隊へのイメージが豹変しました。 たぶん、この本のテーマは「永遠の0」に通じるものだと思います。 是非、戦争を知らない多くの方々に読んでみて欲しい素晴らしい本です。

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