野間児童文芸賞
のまじどうぶんげいしょう
児童文学を対象とした文芸賞の一つ。
- 創設年
- 1963
- 主催
- 一般財団法人野間文化財団
- カテゴリー
- 児童文学・童話・絵本
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 11月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
講談社初代社長・野間清治の遺志により設立された財団法人野間文化財団が1963年から設けた文学賞の一つ。児童向けの文学やノンフィクションを対象とし、受賞者にはブロンズ像と副賞200万円が授与される。対象作品は前年8月1日から当年7月31日までに刊行されたもので、11月に発表、12月に贈呈式が行われる。
賞品
- 主賞品
- 正賞としてブロンズ像、副賞として200万円
- 賞金
- 2,000,000円
関連の賞
- 野間文芸賞
- 野間児童文芸新人賞
公式情報
https://www.kodansha.co.jp/awards/noma/j過去の受賞者
重度の知的障がいのある少女すずの心の声を軸に、家族や学校の人たちとの日々を描く児童文学。伝えきれない思いと周囲の支えが、やわらかな視点で積み重ねられる。
すずの内側にある世界を、そのまま物語にする。
はなちゃんとめめちゃんの姉妹が、パリ旅行のアルバムを手がかりに、聞いたおはなしをもう一つの現実としてふくらませていく幼年童話。
アルバムの思い出が、姉妹の会話の中で新しい現実になる。
高速バス事故で失明した兄・朔と、走ることをやめた弟・新が、ブラインドマラソンの伴走を通して互いを見つめ直していく兄弟小説。
一本のロープを握って、兄弟はもう一度走り出す。
『うたうとは小さないのちひろいあげ』は村上しいこによる受賞作です。受賞データと書誌確認先をもとに、作品名・著者名・出版状況を確認しました。
受賞歴と書誌確認を通じて読む『うたうとは小さないのちひろいあげ』。
『ルドルフとスノーホワイト』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。
受賞作『ルドルフとスノーホワイト』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。
家出したアン、恋人の過去に苦しむジゼル、古書店で彼を待つアリーシア、復讐を胸に秘めるシボーン。傷や孤独を抱えた少女たちが、世界の果てにある魔女学校へ導かれ、人を呪う魔女になる道と向き合う連作ファンタジー。
世界の果てにある学校は、傷ついた少女たちを魔女にするために待っている。
『きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは……』は、父親が遅く帰ってきた理由を子どもの目線から追う児童文学です。家族の日常の中にある秘密や思いやりを、ユーモアと不安の入り混じる語りで描きます。
おとうさんの帰りが遅かった夜、家族の小さな謎が動き出します。
『かりんちゃんと十五人のおひなさま』は、なかがわちひろによる作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。
なかがわちひろの『かりんちゃんと十五人のおひなさま』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。
『のはらうたV』は工藤直子による野間児童文芸賞の2008年受賞作。作品の題名が示す主題を軸に、人物や場面の変化をたどる文学作品として扱われる。
『のはらうたV』は、野間児童文芸賞で評価された工藤直子の作品です。
『ぎりぎりトライアングル』は、花形みつるによる作品。野間児童文芸賞の2001年回で受賞に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。
野間児童文芸賞で受賞となった、花形みつるの『ぎりぎりトライアングル』。
『2000』は作者による受賞作。作品名が示す主題を軸に、人物や時代の感触を読ませる。
『2000』は、受賞作として読み継がれる作品です。
古代的な森と神話の気配を背景に、少年少女が大きな力に触れていく児童向けファンタジー。自然への畏れと人の営みが重なり、冒険のなかに精神的な成長が描かれる。
月神の統べる森では、神話を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。
『バッテリー』は、あさのあつこによる作品で、1997年の野間児童文芸賞で受賞対象となった。宣伝会議から刊行された作品として読まれている。
野間児童文芸賞で受賞対象となった『バッテリー』。
『まねやのオイラ旅ねこ道中』は、森山京による野間児童文芸賞の対象作。作品名が示す題材を軸に、人物、時代、場所、記憶の手触りをたどる作品として読める。
まねやのオイラ旅ねこ道中という題名のもと、森山京が対象に向き合う姿勢が前面に出る作品。
『野心あらためず・日高見国伝』は後藤竜二による児童文学、ノンフィクションの作品で、野間児童文芸賞の受賞作です。賞の対象領域に沿って、物語、人物、社会や歴史へのまなざしを読む作品として位置づけられます。
野間児童文芸賞で評価された、後藤竜二の表現を伝える一作です。
アカネちゃんのなみだの海 は、松谷みよ子のアカネちゃんの物語の一冊で、子どもの悲しみや不安を海のイメージに託して描く。家庭のぬくもりと心の揺れを、幼い読者にも届く言葉で包み込む。
涙が海になるほどの気持ちを、やさしい物語が受け止める。
『パパさんの庭』は、三輪裕子による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。
『パパさんの庭』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。
『おっこちゃんとタンタンうさぎ』は、あまんきみこによる受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。
『おっこちゃんとタンタンうさぎ』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。
『はだか 谷川俊太郎詩集』は谷川俊太郎による、子どもの視点に寄り添い、身近な驚きや成長を描く作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。
『はだか 谷川俊太郎詩集』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。
母と子の関係を、黄色い子象という印象的な存在に託して描く児童文学。やさしい幻想性の中に、子どもの不安や願いが込められている。
母と子の関係を、黄色い子象という印象的な存在に託して描く児童文学。
「ガンバとカワウソの冒険」は、斎藤惇夫による受賞作。受賞歴により注目された作品として、作者の問題意識と語りの特色を示す一作である。
受賞作「ガンバとカワウソの冒険」を入口に、作者の表現世界へ導く。
子どもの身近にある自動車を題材に、人とものとの関係をやさしい物語として描く児童文学。太田大八の絵を伴い、乗り物への親しみから、使われるものの悲しさや人間のまなざしへと読者を導く。
自動車を見つめる物語が、ものを大切に思う心へつながっていく。
昭和20年5月、特攻隊員だった父を失った少年が、父の遺体が流れ着いたという鹿児島の離島へ向かう児童文学作品。父の戦死と若い母の苦労を背負いながら、島の暮らしに触れる旅を通して、戦争の悲しみと生きる力を見つめる。
父の死をたどる離島への旅が、戦争の記憶と島の暮らしを少年の前に開いていく。
阪田寛夫が山中冬児の絵とともに描いた児童文学作品。トラジイちゃんを中心に、子どもの目に映る不思議さやおかしみ、年長者とのふれあいを、軽やかな語り口で冒険の物語へ広げていく。
トラジイちゃんとの出会いから、日常のすぐそばにある冒険が動き出す。
『いないいないばあや』は、神沢利子による児童文学で、1979年前後の受賞作として記録されている。人物や社会の輪郭を追いながら、時代の空気や価値観の揺れを読者に伝える作品である。
神沢利子の視点から、時代と人間の姿を静かに照らし出す受賞作。
大阪大空襲で家を失った兄弟が、疎開先での暮らしと戦後の混乱をくぐり抜けながら成長していく児童文学。厳しい時代のなかで、正義感と家族の絆が試される。
兄貴は、今江祥智の視点から時代と人間の姿を映し出す作品である。
『ねずみのいびき』は、坪田譲治による児童文学。子どもの視点に近い語りで日常と想像力を結び、1974年の受賞作として物語の親しみやすさと心の動きの描写が評価された。
ねずみのいびきは、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。
『でんでんむしの競馬』は、安藤美紀夫による児童文学。子どもの視点に近い語りで日常と想像力を結び、1973年の受賞作として物語の親しみやすさと心の動きの描写が評価された。
でんでんむしの競馬は、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。
『鬼を飼うゴロ』は、北畠八穂による児童文学作品。受賞時期の文学・出版状況を映し、題名が示す人物、場所、事件を軸にした表現が作品の核になっている。
『鬼を飼うゴロ』は、受賞作として残る題材の強さと作者の視点を伝える作品である。
『東京っ子物語』は土家由岐雄による作品で、1971年に東都書房から図書として刊行された。
土家由岐雄の受賞歴の中で記録される『東京っ子物語』。
『鯉のいる村』は、岩崎京子による作品で、1970年のnoma-children-literature-awardで受賞対象となった。受賞記録と公開書誌をもとに、作品単位で参照できる項目として整理される。
noma-children-literature-awardで受賞対象となった『鯉のいる村』。
『浦上の旅人たち』は今西祐行による野間児童文芸賞の対象作である。長崎の浦上を背景に、信仰、旅、戦争の記憶を子どもの読者にも届く物語として描く。
『浦上の旅人たち』は、今西祐行が人間の経験と時代の空気を作品の中心に据えた一作である。
『山のおんごく物語』は宮脇紀雄による野間児童文芸賞の対象作である。山里の暮らしと伝承を下敷きに、子どもたちの目に映る自然と人のつながりを描く物語である。
『山のおんごく物語』は、宮脇紀雄が人間の経験と時代の空気を作品の中心に据えた一作である。
日常の言葉や食べものの感触を軽やかなリズムにのせ、子どもの感覚に近い驚きをひらく詩集。
「てんぷらぴりぴり」は、まど・みちおの表現が凝縮された受賞対象作品です。
季節の変化や子どもの発見を軸に、自然を見る目と生活の中の小さな驚きを描く児童文学。
「秋の目玉」は、福田清人の表現が凝縮された受賞対象作品です。
『ちいさいモモちゃん』は、モモちゃんが生まれてから三歳になるまでの日々を、家族やネコのプー、森の動物たちとのやりとりを通して描く幼年童話である。日常の小さな事件を、子どもの感覚に近いユーモアと不思議さでつないでいる。
モモちゃんの成長を、家庭のぬくもりと空想の楽しさで描く幼年童話。
『バンのみやげ話』は、石森延男が旅や異文化との出会いを児童文学の語りへ移した作品である。講談社の児童文学創作シリーズ版では、やなせたかしの絵を添えた一冊として刊行され、旅先で得た見聞が子どもに届く物語として整理されている。
旅のみやげ話を、子どもに向けた物語の形で手渡す作品。