日本の文学賞

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リフレイン (角川文庫)

日本ファンタジーノベル大賞

リフレイン (角川文庫)

沢村凜

無人惑星に漂着した一隻の船をきっかけに、救援された人々と母星の「罪」をめぐるドラマが始まる。

SF正義共同体惑星

作品情報

星も国家も人種も異なる人々を束ねたリーダーに、故郷が下した判定とは。

第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞作で、異なる文化圏の人々を束ねるリーダーの責任を描く。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2012-07-25
ページ数
384ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.5 x 14.9 cm
ISBN-13
9784041003770
ISBN-10
4041003776
価格
792 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

『黄金の王 白銀の王』で話題の著者の原点にして、圧巻の人間ドラマ!! せめぎあう二つの正義。争いは人間の本能なのか? 一隻の船が無人の惑星に漂着したことからドラマは始まった。属す星も、国家も、人種も異なる人々をまとめあげたリーダーに、救援後、母星が断じた「罪」とは!?

●沢村 凛:1963年広島県生まれ。鳥取大学農学部卒業。山梨県を経て、現在、三重県在住。91年に日本ファンタジーノベル大賞に応募した本作が最終候補となり、作家デビュー。98年、『ヤンのいた島』で第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。骨太な人間ドラマで魅せるフ

レビュー

  • 思いがけなかった

    軽い気持ちでよくあるSFものかと思って読んだら、見事に裏切られました。考えさせられました。

  • いい意味で洋画を観たような読後感

    本によって文体が変わる作家さんなのかな?と思うほどに他の本と違っていて面白いです。 こちらは海外ノベルのような文体で一本の洋画を観たような読後感でした。 白銀の王黄金の王の元になったというだけあって、どちらも主人公の自己犠牲感が凄いです。 ただ、今回に関しては全てが綺麗にまとまりすぎているかなぁ……という感があります。 また恋愛要素を持ってくる場面も洋画のようで、良くも悪くも面白い作品でした。

  • 正義と死刑の切っても切れない関係を斬る

    『リフレイン』です。前半はサバイバルSFです、が、後半は現実にも通じる問題を考えています。つまり、正義を貫くためには違反者に対する罰、もっと具体的に言えば死刑が本当に必要なのかどうか。 作者の言わんとすることは後半部分なのでしょう。それはそれで読み応えがあったのですが、そのためにわざわざ前半のサバイバルSFという大きな舞台を用意する必要はあったのかなぁ、と思いました。 前半は前半で面白かったです。人数が複数であれば、困難なサバイバルもそれほどでなくなってしまう、という問題もあるにせよ、逆に人数が複数であるが故の対立、確執が生まれてくる、という部分も巧く描けていたと思います。 巻末の「参考文献」の記述も良かったですね。そこまで含めてフィクションです。

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