日本の文学賞

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見返り美人を消せ (角川文庫 緑 655-1)

横溝正史ミステリ&ホラー大賞

見返り美人を消せ (角川文庫 緑 655-1)

井原まなみ

切手の図柄に隠された暗号をめぐる、石井竜生・井原まなみの合作ミステリー。

暗号合作本格ミステリ

作品情報

図柄の暗号を解きながら、事件の輪郭が見えていく。

KADOKAWA と NDL 系の書誌情報で、1985年刊の角川文庫版が確認できる。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
1986-03-01
ページ数
360ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784041655016
ISBN-10
4041655013
価格
140 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

第5回(1985年) 横溝正史ミステリ大賞受賞

レビュー

  • 読者を選んでしまうかもしれないが

    週刊文春1985年 国内2位 マンションの4階から落下した花鉢にあたり、男が死亡した。住人の朝海雅子の過失として事件は収束したが、後日、彼女と一緒にいたと思われる人物の刺殺死体が発見される。寺田刑事は、事故当日の聞き込みをするうちに、雅子の階下の住人から、見返り美人の切手シートが飛ぶのを見たという証言を得るのだった。 ・・・ 切手趣味を上手くからませた殺人ミステリ。小学生の頃、夢中になって集めたのを思いだしてしまった。ストーリーは、練りに練った感ありで、しっかりしているし、テンポもよくって面白い。人もきちっと書けているので、感情移入し易い。切手に関するうんちくもなかなか(ただし、暗号解読はご愛嬌だろうなぁ)。 3つの連続殺人の犯人は、後半判明するのだが、寺田たちがどうやって追い詰めていくかが見所。いやいやそういう展開があったとは!納得の一冊である。 携帯メール全盛の現代では、切手への思い入れがピンとこないだろうから、残念ながら年齢で読者を選んでしまうかも。

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