日本の文学賞

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井原 まなみ

いはら まなみ

Ihara Manami

プロフィール

性別
女性
生誕
1938-07-17 (満洲国 新京(現:中国 長春))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
満洲国新京(現:中国長春) → 広島県 → その他日本国内

経歴

職業
推理作家, 文部省事務官(元), 不動産会社勤務(元)
活動期間
1976年〜
所属
日本推理作家協会
所属団体
日本推理作家協会

学歴

中央大学
法学部 / 法学科
国: 日本
法学部卒業後、文部省に勤務

受賞歴

オール讀物推理小説新人賞(第15回)
1976
対象作品: アルハンブラの想い出(石井竜生との合作)
主催: 講談社(オール讀物)
結果: 受賞
横溝正史賞(第5回)
1985
対象作品: 見返り美人を消せ(石井竜生との合作)
主催: 角川書店(横溝正史賞)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: アルハンブラの想い出

    追憶の響きと事件の構図を重ねた推理短編。過去の美しい印象が、現在の違和感や隠された真相へ読者を導く。

    懐かしさは、真相を隠す薄い幕にもなる。

    推理短編追憶真相叙情違和感

作品

代表作

シーラカンスの海

1990年 推理小説

孤立した海辺の町で起きる事件を描くミステリ。心理描写を重視した作品。

孤立記憶人間関係

悪魔の果実殺人事件

1993年 推理小説

独特の動機を持つ連続殺人を巡る長編。社会的な背景にも踏み込む作風。

犯罪動機社会背景

原宿おしゃれ事件簿シリーズ

2000年 推理小説(シリーズ)

原宿を舞台にファッションと事件を結びつけた軽めのミステリシリーズ。

ファッション若者文化

見返り美人を消せ(石井竜生との合作)

1985年 推理小説

石井竜生との合作による長編ミステリ。古典的なトリックと夫婦の共同制作が特徴。

合作クラシック・トリック

警察署長シリーズ(石井竜生との合作)

1997年 推理小説(シリーズ)

警察署長を中心に据えた連作短編・中編のシリーズ。地域性と手続き描写に重きがある。

警察地域性

壁のない密室(石井竜生との合作)

2004年 推理小説

密室トリックを扱った合作作品。構成の妙と看過されがちな細部の描写が評価される。

密室トリック

全著作

  • シーラカンスの海(1990年)
  • 悪魔の果実殺人事件(1993年)
  • 原宿おしゃれ事件簿シリーズ(2000年)
  • 見返り美人を消せ(1985年、石井竜生と合作)
  • 警察署長シリーズ(1997年、石井竜生と合作)
  • 壁のない密室(2004年、石井竜生と合作)

作風・主題

文体
古典的なミステリ手法と心理描写を併せ持つ文体平易で読みやすい語り口
頻出モチーフ
家族と人間関係記憶と過去日常の中の謎

評価・遺産

井原まなみは夫である石井竜生との合作作や女性視点を織り交ぜた推理小説で知られ、日本のミステリ界における女性作家の一人として位置付けられる。1970〜2000年代にわたり作品を発表し、横溝正史賞などを受賞している。

関連学会

  • 日本推理作家協会

引用

  • 男女の役割を性別で分けるべきではない。
    出典: 毎日新聞インタビュー(1976年7月8日付) (1976年)
  • 日本の家族法は子どもの権利を十分認めていない点で欧米の法律よりかなり遅れている。
    出典: 毎日新聞インタビュー(1976年) (1976年)

豆知識

  • 夫は推理作家の石井竜生で、多数の合作を行っている。
  • 満洲国新京(現・長春)出身で、引揚者として日本で育つ。
  • 中央大学法学部卒業後、文部省に勤務した経歴がある。
  • 宅地建物取引主任者(現・宅地建物取引士)の資格を持ち、不動産会社に勤務した経験がある。