日本の文学賞

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兎の眼 (角川文庫)

日本児童文学者協会新人賞

兎の眼 (角川文庫)

灰谷健次郎

『兎の眼』は、小学校を舞台に、教師と子どもたちが互いに傷つきながら成長していく児童文学である。障害、貧困、教育の現場を正面から描き、子どもを守るとは何かを問い続ける。

教育子どもの尊厳障害貧困教師

作品情報

教室の小さな出来事から、子どもの尊厳と教育の意味が立ち上がる。

灰谷健次郎の代表作で、児童文学新人賞の対象作として教育現場を描く文学の力を広く示した。理想化された子ども像ではなく、現実の中で傷つき、怒り、支え合う子どもたちを描いた点に強さがある。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
1998-03-20
ページ数
352ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784043520015
ISBN-10
4043520018
価格
836 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/評論・文学研究/日本文学研究

温かいまなざしで子どもたちを描いた、不朽の名作。 大学を出たばかりの新任教師・小谷芙美先生が受け持ったのは、学校では一言も口をきかない1年生・鉄三。 決して心を開かない鉄三に打ちのめされる小谷先生だったが、鉄三の祖父・バクじいさんや同僚の「教員ヤクザ」足立先生、そして子どもたちとのふれ合いの中で、苦しみながらも鉄三と向き合おうと決意する。 すべての人の魂に、生涯消えない圧倒的な感動を刻みつける、灰谷健次郎の代表作。 ※カバーの絵柄は(株)かまわぬのてぬぐい柄を使用しています

レビュー

  • しばらくぶりに読みました

    小学校の頃読んだ本です。急に読みたくなり、急いで取り寄せましたが、昔とはまた違う深い感動を覚えました。学校の教師をしていますが、なかなかこうは行きません。それでも自分の中で理想を持っていることは良い結果につながるかなと思います。

  • 眼とは眼差し

    強くない自分、流される自分、でもシャンと立っていたいと想う自分。 自分がありたい姿を見つめるジンワリと深みのあるお話しです。

  • 好きな本の一つ

    灰谷先生の好きな本の一つです。ゆっくり読みたいと思います。

  • 灰谷健次郎先生の不朽の名作「兎の眼」

    僕が小学生の時、勉強ができず遊んでばかりで、学校の通信簿が、5段階評価で1と2ばかりだったのですが、そんな僕に父が、夜寝る前に、この「兎の眼」を読み聞かせしてくれていました。この物語に出てくる、鉄三ちゃんに共感して、何度も何度もこの物語を父に読み聞かせしてくれとせがみました。父は嫌な顔をせずに何回も読み聞かせしてくれました。この作品は僕のバイブルです。素晴らしい作品です。ぜひ読んでみてください。

  • 感動的な作品です

    ミステリーが好きな老人ですが、たまには違うジャンルを読みたいと思い、読み始めたのですが、久々に感動作品に出会った感がありました。 素晴らしい作品です。

  • 古すぎて微妙。

    途中までは凄く共感できたのだが、ゴミ集めやハンスト等、今の時代ではよく分からない、共感できない部分が多過ぎる。大学を出たばかりの22才の小学校の女性教師が結婚していて非常に大変な学校と私生活における夫の理想と自分の生き甲斐との間で葛藤しながらもそれらを両立していくという、今ではありえないような展開と朝鮮人に関する描写等生々しい現実が描かれているが、児童文学という領域を越え、60代以上の人なら物凄く感動するような、出版当時の時代向けの作品だと思う。割と長編なので今の若い人が時間を掛けて読むべき作品なのかどうかは実に微妙。

  • 小学五年生の読書感想文に。

    皆さんのレビューや、友人の勧めもあって購入しました。親の私がハマってしまい、子どもは半分で止まったようです。子育てする今だから私には響いたかな。小学生で読んだ方が多数のようなので、それも素敵だと思いました。 導入部分でツマラナイと思うかもしれませんが、その先に、まっすぐな瞳をもって生きる強さが感じられる内容です。

  • どこで心を感じるか

    子どもの心が動く時。教師もどこでそれを感じ取るか。 子どもは敏感に感じるのだろうなと思う。そんな風に子どもに関わるとこができる先生に、憧れるなぁ。

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