さよなら、誰にも愛されなかった者たちへ (メディアワークス文庫)
賽の河原株式会社を舞台に、亡者を三途の川へ渡す仕事に就いた至が、さまざまな事情を抱える死者たちに向き合う。応募時タイトル『賽の河原株式会社』から改題された、別れと愛の物語。
作品情報
ただ愛され、必要とされる。それだけのことが難しかった。
亡者を三途の川へ渡す会社で働くことになった青年が、死者たちの思いに触れながら別れと愛を見つめ直していく。電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2023-02-25
- ページ数
- 352ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.4 x 14.9 cm
- ISBN-13
- 9784049148626
- ISBN-10
- 4049148625
- 価格
- 770 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
ただ愛され、必要とされる。それだけのことが難しかった。 賽の河原株式会社――主な仕事は亡き人々から六文銭をうけとり、三途の川を舟で渡すこと。それが、わけあって不採用通知だらけの至を採用してくれた唯一の会社だった。 ちょっと不思議なこの会社で船頭見習いとしての道を歩み始めた至。しかし、やってくる亡者の中には様々な事情を抱えたものたちがいた。 三途の川を頑なに渡ろうとしない少女に、六文銭を持たない中年男性。奔走する至はやがて、彼らの切なる思いに辿り着く――。人々の生を見つめた、別れと愛の物語。
●塩瀬 まき:第29回電撃小説大賞に応募した『賽の河原株式会社』が《メディアワークス文庫賞》を受賞し、デビューを果たす。
レビュー
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続編?あるかなー?
タイトル変更したみたいだけど、シリーズ化の予感を感じられる前のマンマでも良かったのに ちょうど叔母の葬式と重なったので、叔母を想いながら読めました 続編?出るといいな
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死を考えるときに生きる意味を知る、かも。
人間の本質を突いた興味深い作品だと感じた。 人間は何のために生まれてきたのか、どうやって死んでいくのか、人生とは何か、ということを考える際のひとつの参考になるかも。若い人に読んでほしいし、年配の方にも響くものがあるのでは。 細かいことを言えば、個人的に読みにくい言い回しや言葉遣いがないわけではなかったが、作品としての着目点や設定などは非常に面白いと感じた。続編を期待したい。ドラマや映画になっても面白いと思う。
関連する文学賞
- メディアワークス文庫賞 第14回(2022年) ・受賞
- 電撃小説大賞 第29回(2022年) ・メディアワークス文庫賞