メディアワークス文庫賞
めでぃあわーくすぶんこしょう
電撃小説大賞の一部門として設けられた文学賞。KADOKAWA(アスキー・メディアワークス ブランド)が主催し、受賞作はメディアワークス文庫から刊行される。2009年(第16回電撃小説大賞)に新設。
- 創設年
- 2009
- 主催
- 株式会社KADOKAWA
- カテゴリー
- 一般文芸・大衆小説
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 新人
- 開催頻度
- 年1回
- 締切時期
- 4月頃
- 発表時期
- 11月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
電撃小説大賞の応募作の中から作品を選出し、メディアワークス文庫での出版権が授与される。短編小説も対象となる。
賞品
- 主賞品
- メディアワークス文庫での出版
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 最終選考 | — | — |
関連の賞
- 電撃小説大賞
- 電撃文庫
- 電撃の単行本
過去の受賞者
第30回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作。応募時タイトル『残月ノ覚書 ―秦國博宝局心獣怪奇譚―』は、刊行時に『心獣の守護人 ―秦國博宝局宮廷物語―』へ改題された。
心に巣くう闇を祓う、東洋宮廷ファンタジー。
亡者を三途の川へ渡す仕事に就いた青年が、死者たちの思いに向き合う物語。
ただ愛され、必要とされる。それだけのことが難しかった。
第28回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作。大学で出会った二人の恋が、冬眠する病という秘密と向き合う物語へ変わっていく。すれ違いの先にある切なさと、家族を含めた関係の重さを描く。
恋に落ちた先輩は、冬眠する女性だった。
死者が見える高校生・智成が、親友の遺した36時間の合奏曲をめぐって、止まっていた時間を少しずつ動かしていく青春小説。喪失と再生を軸に、音楽に向き合う若者たちの揺れを描く。
「さよなら」ができないすべての人に届けたい、静かな喪失と再生の物語。
美大受験を控えて沖縄の志嘉良島へ創作旅行に出た少年が、不思議な少女との出会いをきっかけに、自分の殻を破りながらひと夏の恋と向き合うボーイミーツガール。
どこまでも蒼い島で、描けなかった自分が少しずつ変わっていく。
クラスメイトに促されて日野真織へ嘘の告白をした神谷透は、互いに本気で好きにならないという条件で偽りの恋人関係を始める。やがて透は、真織が眠るたびにその日の記憶を失う前向性健忘を抱えていることを知り、一日限りの恋を積み重ねていく。
忘れられると知りながら、それでも一日ずつ思い出を重ねる青春恋愛小説。
幽霊が出る下宿を舞台に、食事と人とのつながりが傷ついた心をほどいていく物語。怖がりながらも優しい主人公と、料理をめぐる記憶が温かな読後感を残す。
最後に食べたい一皿が、幽霊と人を静かにつなぐ。
『吉原百菓ひとくちの夢』は、江戸の吉原を舞台に、菓子をめぐる人々の思いと人生を描く時代小説です。華やかな遊郭の表側だけでなく、そこで働き暮らす人々の寂しさや願いを、甘味の記憶と結びつけて描きます。
ひとくちの菓子が、吉原に生きる人々の夢と痛みをそっと照らします。
「キネマ探偵カレイドミステリー」は、斜線堂有紀による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。
斜線堂有紀の受賞作「キネマ探偵カレイドミステリー」。
仕事に疲れた千紗が、お礼のつもりで渡した義理チョコをきっかけに、目つきの悪い先輩・龍生から交際を申し込まれる。勘違いから始まる関係が、不器用な二人の距離を少しずつ変えていく社会人ラブコメ。
義理チョコの勘違いが、不器用な恋の始まりになる。
『ちょっと今から仕事やめてくる』は北川恵海による受賞作。書誌識別子はNDL OpenSearchで『ちょっと今から仕事やめてくる』と著者名『北川恵海』を照合し、単行本または文庫のISBNを確認した。日本の紙書籍としてISBN-10とASINを相互補完した。作品情報は受賞記録に基づき、今後の詳細調査であらすじや評価情報を補強する。
北川恵海『ちょっと今から仕事やめてくる』。
『C.S.T. 情報通信保安庁警備部』は、十三湊による作品で、2013年の受賞・選出作として記録されている。KADOKAWAの書誌情報で刊行が確認でき、作品単体の書籍として扱える。
C.S.T. 情報通信保安庁警備部は、十三湊の受賞・選出作として書誌確認を行った作品。
『路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店』は、2012-1 の mediaworks bunko award で記録されている受賞作です。本調査では Amazon JP、国立国会図書館、出版社公式ページの順に単行本・文庫・短編集としての書誌識別子確認を優先したが、このバッチ処理時点で受賞作そのものに対応する紙書籍の ASIN/ISBN を確定できなかったため、掲載誌や関連媒体の識別子は流用していません。
受賞記録上の作品名は『路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店』。書誌識別子は、作品本体と確認できる資料に限定して扱う。
港町の高校に、宇宙人を名乗る青年ユーマが教師として赴任してくる。奇抜で宇宙規模の発想を持ちながら、生徒たちにまっすぐ向き合う彼の授業は、学校の日常に熱と混乱をもたらす。
自称宇宙人の教師が、港町の教室に規格外の授業を持ち込む。
他人との距離に不器用な主人公が、月明かりの下で年下の少年との交流を始める物語。覗くこと、見つめられること、相手に気づかれることを通じて、孤独とつながりの危うい境界を描く。
月だけが見ていた孤独は、誰かに気づかれた瞬間に形を変える。
多忙な出版社勤務の中津藍が、不思議な煙草をきっかけに空を泳ぐ魚を見るようになる物語。魚は増え続け、同じ現象に巻き込まれた人びととの出会いが、藍に自分の未来と向き合うきっかけを与える。
空を泳ぐ魚が、こじれた日常と未来への選択を揺さぶる青春幻想譚。
奇想天外な魔王と、ダルガリアの国王でもある語り手・名雪小次郎が、祭りの町で追っ手から逃げ回るコメディ色の強い長編。荒唐無稽な設定の奥に、祝祭の熱と人物たちの切実さが流れている。
奇祭の熱気の中で、魔王と王が逃げ回るおちゃらけた冒険譚。
『[映] アムリタ』は、野﨑まどによるライトノベル作品。青春と非日常を軸に、キャラクター小説を重ねながら、受賞作としての個性を示している。
『[映] アムリタ』は、野﨑まどの受賞歴を語るうえで重要なライトノベル作品。