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心獣の守護人 ―秦國博宝局宮廷物語― (メディアワークス文庫)

メディアワークス文庫賞

心獣の守護人 ―秦國博宝局宮廷物語― (メディアワークス文庫)

羽洞はる彦

二つの民族が混在する秦國の都で、後頭部を切り取られた女の骸が発見された。文官の水瀬鷲は、事件現場で人ならざる美貌と力を持つ異端の民・鳳晶の万千田苑閂と出会う。宮廷一の閑職と噂の博宝局の局長・苑閂は、持ち主の心の闇を具現化し怪異を起こす「鳳心具」の調査・回収を極秘で担っていた。皇子の命で博宝局員となった鷲も調査に臨むが、怪異も苑閂も曲者で——。優秀だが無愛想な苑閂と、優しさだけが取柄の鷲。凸凹コンビが心に巣食う闇を祓いながら、やがて国を脅かすある真相に辿り着く。第30回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞の東洋宮廷ファンタジー。

東洋宮廷ファンタジー怪異譚バディもの人の心の闇民族の確執連作短編

作品情報

立場も性格も真逆の凸凹コンビが、心に巣食う闇を祓う!

第30回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作。応募時タイトル「残月ノ覚書 ―秦國博宝局心獣怪奇譚―」から改題し「心獣の守護人 ―秦國博宝局宮廷物語―」として2024年8月に刊行。二民族が交わる秦國を舞台に、呪われた工芸品「鳳心具」が引き起こす怪異と人間ドラマを描いた連作短編形式の東洋宮廷ファンタジー。選評では極めて高い完成度と秀逸なキャラクター造形が評価された。シリーズ続刊も刊行されている。

レビュー要約

  • 東洋風の世界観と臨場感ある場面描写、バディの関係性を称えるレビューが多く、高い評価を受けている。デビュー作とは思えない文章の完成度を指摘する声も目立つ。

  • 文章力とキャラクター描写への高い評価が見られ、「デビュー作と思えないくらい文章が上手く完成されている」「登場人物の心模様に深く丁寧に寄り添った描写がとても染みる」といった声がある。山月記を好む読者にも推薦されている。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2024-08-23
ページ数
336ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.4 x 14.9 cm
ISBN-13
9784049155235
ISBN-10
4049155230
価格
803 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

立場も性格も真逆の凸凹コンビが、心に巣食う闇を祓う! 第30回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞の東洋宮廷ファンタジー! 二つの民族が混在する秦國の都で、後頭部を切り取られた女の骸が発見された。文官の水瀬鷲は、事件現場で人ならざる美貌と力を持つ異端の民・鳳晶の万千田苑閂と出会う。 宮廷一の閑職と噂の、文化財の管理を行う博宝局。局長の苑閂は、持ち主の心の闇を具現化し怪異を起こす “鳳心具”の調査・回収を極秘で担っていた。皇子の命で博宝局員となった鷲も調査に臨むが、怪異も苑閂も曲者で!? 優秀だが無愛想な苑閂と、優しさだけが取柄の鷲。二人はやがて国を脅かすある真相に辿り着く。 ◆◆◆登場人物◆◆◆ 【万千田 苑閂 (まちだ えんさん)】 無愛想だが非常に端正な顔立ちで、若くして博宝局の局長を務める。愛称は苑。 先住の民・鳳晶の血を引き、優れた身体能力と五感を持つ。 【水瀬 鷲 (みなせ しゅう)】 博宝局に配属された文官の青年。 心優しいがそれ以外に取柄が無く、自分に自信を持てずにいる。

レビュー

  • すっきり読めてよかった

    続巻はまだ?といいたくなる鮮やかな描写、すごく好きでスイスイと読むことができました。 心の獣の姿形やその御せなさ、人の業を感じでとても美しく、ままならないものと折り合って生きている世界はファンタジーなのに現代とも近く感じます。 とても好きな本でした

  • 続編やアニメ化するといいな

    キャラクターや設定が作り込まれており物語の世界観に引き込まれ、とても読みごたえのある小説でした! 外見も性格も対照的なコンビが魅力的で、好きなキャラクターが1人はできると思います。 私のように普段ファンタジー小説は読まないという人にもおすすめです。

  • 東洋ファンタジーの枠を超えた秀作

    骨太な世界観に惹かれ、物語の世界に自然と没入出来ました。構成も巧みで、序盤でぐっと心を掴まれ、最終章でまた一気に盛り上がって面白かったです。伏線の回収が見事でした。続きがありそうなので、またこのバディに会えることを楽しみにしています。

  • 自分的には

    よかった

  • ライトノベル風だけど話はしっかりしている。

    最初の設定はありきたりのライトノベルかと思ったが、読み始めると中身があり先が読みたくなるおもしろい小説だった。最後はなかなか急な展開だが、きちんと収束させて破綻してなくて好感の持てる結末。続編への布石もあるので次も読みたい。

  • コミカライズすべき作品!早く読むべし

    この作品すぐにコミカライズすべきだと思う。 すごく面白い。キャラクターがいいし、変な男女の恋愛要素もないのがいい。その手が苦手な人にはお勧めしたい!(今後出てくるかもしれないけど…)腐女子の皆さん読みなさい最高だから!注意:BL要素はないです。 サブキャラ非常に魅力的。このサブキャラだけでも別の物語ができるのでは? ストーリーも精緻に書かれており、世界観イメージしやすく読みやすい。

  • 続きが楽しみ

    登場人物の挿絵もありイメージがしやすかったです。 ハラハラする展開もありますが、苑や暁の強さもありどこか安心して読んでいました。 人の恨みや欲している想いから生まれるのが心獣とは。 生い立ちの貧しさや厳しい環境からだけでなく、鷲のように恵まれた育ちでありながら、親や兄弟に対する負い目からの気持ちからも心獣が生み出されるという。 すべての人の心の中にもいろんな思いがあって生きているんだなと思いました。 幼い兄弟の不憫な境遇や、胸章が積まれていく部屋で立ち尽くす鷲の場面はせつない気持ちでした。 また、笑えるようなやりとりの場面もあり微笑ましかったです。 楽山の住処も想像して楽しく、なにより李徴が可愛いらしくて賢くて! 苑のお父さんの気持ちを考えるとせつないですが、託された想いを実現していける仲間も出来て心強いですね。 皇子の問題もあるので先の話があれば楽しみです。

  • いろいろ

    こころの中の何かに事件に惑わされてしまう

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