夏空と永遠の先で、君と恋の続きを (メディアワークス文庫)
旅館を営む叔父の手伝いをする浪人生・入江渚沙は、八月三十日という同じ一日を繰り返していることに気づく。客の一人・藤壺ひまりもまた同じループに閉じ込められていた。繰り返す離島の夏の中で縮まっていく二人の距離。しかしループを抜けたとき、その記憶は失われてしまう。「君はやがてループを抜けて、その記憶を失うの」。終わりのわかった恋に、それでも向き合う純愛ストーリー。第31回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作(応募時タイトル『タロットループの夏』)。
作品情報
「君はやがてループを抜けて、その記憶を失うの」
永遠に繰り返す八月三十日、僕らは未来のない恋をした。伯父の旅館を手伝う浪人生が、同じ日をループし続ける女子大生と出会い恋に落ちる。いつか終わる二人の恋の結末に、抑えきれない感動の涙があふれだす純愛ストーリー。メディアワークス文庫より2025年4月25日刊行。
レビュー要約
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感動的なエンディングとテンポの良い恋愛描写が評価される一方、主人公が惹かれる動機の描写がやや急との指摘もある。高い評価を得ている。
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終盤の切ない展開と爽やかな読後感を高く評価する声が多い。一方、設定の粗さやハッピーエンドの強引さを指摘する声もあり、賛否両論。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2025-04-25
- ページ数
- 288ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.7 x 1.2 x 14.8 cm
- ISBN-13
- 9784049162745
- ISBN-10
- 4049162741
- 価格
- 825 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
永遠に繰り返す八月三十日、僕らは未来のない恋をした。 伯父の旅館を手伝う僕は、今日も藤壺ひまり御一行様をお迎えに行く。――今日も? ひまりの髪飾りだけが「昨日」と違ったから気づけた。僕とひまりが、同じ一日を繰り返していることに。 永遠に続く離島の夏。僕をからかっては困らせるひまりに、いつしか僕は恋をした。僕らが想いを確かめ合った時、ひまりは悲しそうに告げた。 「君はやがてループを抜けて、その記憶を失うの」 いつか終わる二人の恋。その結末に、抑えきれない感動の涙があふれだす――。 第31回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞の純愛ストーリー。
レビュー
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恋愛も、ミステリーも、と入れた結果、どっちつかずになってしまった印象
面白かったです。「君の名は。」に影響されたかな? という箇所がいくつかありました。 ヒロインは俗に言う「マニック・ピクシー・ドリーム・ガール」な子で、言動が不思議ちゃんだけど、そこはかとなくセクシーさを感じる子でした。往年のギャルゲっぽい子と言えばそれまでですが笑 ただ、皆さんの言う通り、主人公が彼女を好きになる理由が中々に急なので、そこはもう少し丁寧にしたほうが良かったかな……ページ数の都合上仕方ないのかもしれませんが。 後半はちょっとだけオカルトミステリーも絡んできます。 恋愛も、ミステリーも、と入れた結果、少しどっちつかずになってしまった印象を受けました。
関連する文学賞
- 電撃小説大賞 第31回(2024年) ・メディアワークス文庫賞